厚労省日報ダイジェスト(第396報)

5月22日の日報では福島県産の豚肉が登場しましたが、6検体全てから
20Bq以上のセシウムが検出され、うち1件は基準値を超える数値でした。
事故後しばらくから1年以上、ずっとこのような数値が続いていたのに、他品目
の検査に押されてなおざりにされていたのではないでしょうか。地産地消の
給食を食べている、この地域の子ども達が心配です。

他、関東圏の干しシイタケや茨城県産レンコンからも10Bq以上の数値が
確認されております。引き続き注意が必要です。

※基準値超過(6検体)
  No.152:福島県産豚肉(Cs:110 Bq/kg)
  No.155~159:茨城県産茶(飲用)(5)(Cs:19、19、11、12、12 Bq/kg)

青森県・牛肉20検体 いずれも限界値25Bq以下
岩手県・牛肉37検体 いずれも限界値25Bq以下
山形県・牛肉87検体 いずれも限界値25Bq以下
福島県郡山市・豚肉6検体 うち1件基準値超、他21~78Bq
茨城県・茶(飲用)9検体 うち5件基準値超、他5.5~8.3Bq
群馬県・牛肉19検体 いずれも限界値25Bq以下
埼玉県・茶(飲用)8検体 うち6件1.8~3.5Bq、他Ge2.0Bq以下
神奈川県・原木乾シイタケ9検体 4.4~61Bq
福島県・流通品ミネラルウォーター Ge1.6Bq以下
岩手県葛巻市・牛乳 0.85Bq
茨城県・流通品レンコン 14Bq
新潟県・流通品マイタケ 2.5Bq
長野県・流通品エノキダケ Ge2.2Bq以下
宮城県・流通品ヒラメ 22Bq

 

参照: http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002b3ik-att/2r9852000002b3md.pdf