厚労省日報ダイジェスト5月29日分

29日の日報は、検体数が少なめでした。
マダラ北海道産は1Bq以下の微量のセシウム検出ですが、茨城県沖まで
来ると、30Bq前後となっています。利根川の天然ウナギ49Bqでは、河川の
汚染状況が気になるところです。
その他、鳥取県境港市の流通品イワシが9.9Bqとの報告がありましたが、
検出の内訳を見てみると、セシウム134のみの検出となっております。通常は
セシウム134と137は、その両方が認められ、バランスで言うと137の方が多い
傾向にあるため、何となく腑に落ちません。どなたか詳しくお分かりになる方が

いらっしゃいましたら、ご意見お聞かせ下さい。検査機関は「大阪府立公衆衛生
研究所」とのことです。

厚労省日報ダイジェスト5月29日分(第401報)

※基準値超過(5検体)

  No.60:岩手県産セリ(Cs:120 Bq/kg)
  No.175,176:茨城県産アメリカナマズ(Cs:180、110 Bq/kg)
  No.177,178:茨城県産ウナギ(Cs:200 、120Bq/kg)

北海道根室市(三陸北部沖)・流通品サケ2検体 うち1件0.58Bq
北海道根室市(三陸北部沖)・流通品カラフトマス 1Bq
北海道根室市(根室市沖)・流通品ウニ Ge0.65以下
北海道長万部町沖・流通品ホタテガイ Ge0.81以下
北海道日高沖・流通品マダラ 0.47Bq、釧路十勝沖・流通品マダラ 0.62Bq
茨城県・流通品サツマイモ Ge4.0Bq以下
青森県・菌床/原木シイタケ3検体 いずれもNaI限界値25Bq以下
青森県・原乳2検体 いずれもGe7.3Bq以下
岩手県・タケノコ 85Bq
岩手県・露地レタス Ge19Bq以下
岩手県・豚肉2検体  いずれもGe15Bq以下
岩手県・牛肉33検体 いずれも限界値25Bq以下
山形県・牛肉50検体 いずれも限界値25Bq以下
山形県・ハウスサクランボ Ge8.6Bq以下
茨城県鉾田市沖・イカナゴ稚魚2検体 6.2Bq、9.2Bq
茨城県大洗町沖・マイワシ 18Bq
茨城県北茨城市沖・イシモチ 18Bq、マダラ30Bq
茨城県日立市沖・イシモチ 41Bq、マダラ 29Bq、クロダイ 61Bq
茨城県利根川・天然ウナギ 49Bq
栃木県・流通品牛乳 Ge3.1Bq以下
群馬県・牛肉24検体 いずれも限界値25Bq以下
茨城県・牛肉5検体 いずれも限界値25Bq以下
神奈川県横須賀市・給食 Ge1.3Bq以下
茨城県・流通品ナガネギ Ge1.4Bq以下
千葉県・流通品カツオ Ge7.2Bq以下
宮城県・流通品ギンザケ Ge5.1Bq以下
茨城県・流通品チンゲンサイ Ge9.1Bq以下
鳥取県境港市・流通品イワシ 9.9Bq
他、限界値50Bq以下の牛肉多数