厚労省日報ダイジェスト9月27日(第487報)

27日は牛肉が多く検査され、岩手群馬両県から、17~27Bq/kgの検出が報告されています。原木乾シイタケは、静岡大分のパッケージのものからそれぞれ6Bq/kg前後が検出されましたが、業者の所在地とシイタケの産地が合致するかどうかは不明です。シイタケは、産地(最終パッキング地)の表記だけで判断するのがとても難しいですね。

 

この数日間で、店頭に並ぶの量が一気に増えました。東京で目にする栗の多くは全国一の生産量を誇る茨城県のものですが、中には20~30Bq/kg(もしくはそれ以上の可能性)のものも含まれているということを念頭に置きましょう。

 

厚労省日報ダイジェスト9月27日(第487報)

 

基準値超過(1検体)
No. 417:長野県産野生キノコ(ハナイグチ、ヤマイグチ、ホテイシメジ他の混合品)(Cs:120Bq/kg)

 

岩手県・ハウス原木生シイタケ2検体 15および18Bq/kg以下

岩手県・ハウス菌床生シイタケ2検体 15および16Bq/kg以下

岩手県・露地原木マイタケ 15Bq/kg以下

岩手県・コメ3検体 5.5~6.2Bq/kg以下

岩手県・牛肉97検体 うち2件 17および21Bq/kg

岩手県・原乳12検体 うち3件 1.2および1.4Bq/kg

宮城県・小麦38検体 うち3件 1.8~4.8Bq/kg

茨城県・CS原乳3検体 いずれもGe0.8~1.4Bq/kg以下

茨城県・クリ8検体 うち1件 21Bq/kg

群馬県・牛肉121検体 うち1件 27Bq/kg

茨城県・流通品ホウボウ 4.8Bq/kg

東京湾・スズキ3.7Bq/kg

宮城県・鶏卵 6.4Bq/kg以下

静岡県(製造者)・流通品原木乾シイタケ 6.3Bq/kg

大分県(製造者)・流通品原木乾シイタケ 5.9Bq/kg

山梨県西湖・ワカサギ 3.3Bq/kg

茨城県・流通品クリ 31Bq/kg

 

参照: http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002kpxb.html