厚労省日報ダイジェスト10月10日(第495報)

10月10日の基準値超過品目は、いずれも野生きのこ類でした。

宮城県では様々な品目が検査されました。やはり全体的に数値が高めで、

天然海産物13検体のうち、スズキは2検体とも70Bq/kg台でした。

農産物においては、北関東よりもやや低めの印象ですが、キノコ類、クリ、

柑橘類は、他の地域同様に注意したいところです。同県のコメは、964検体

の約3.7%から、最大で23Bq/kgの検出が報告されています。

また、千葉県ギンナンから4.8Bq/kgが検出されました。もっと数多くの

サンプルと比較して、傾向をつかみたいところです。

厚労省日報ダイジェスト10月10日(第495報)

 

 基準値超過(4検体)
  No.27、29岩手県産アミタケ(2)(Cs:1900、590 Bq/kg)
No.1,479長野県産ハナイグチ(Cs:140 Bq/kg)
No.1,480長野県産キノボリイグチ(Cs:210 Bq/kg)

 

北海道・流通品マダラ2検体 12および25Bq/kg

北海道・流通品サンマ Ge0.82Bq/kg以下

岩手県・ソバ16検体 うち1件 6.0Bq/kg

岩手県・野生キノコ類6検体 うち2件基準値超(最大1900Bq/kg)

 2件 4.9~63Bq/kg

岩手県・牛肉59検体 うち2件 12および13Bq/kg

宮城県・露地原木ブナハリタケ 62Bq/kg

宮城県・天然海産物21検体 うち13件0.88~72Bq/kg

宮城県・クリ 31Bq/kg

宮城県・マコモダケ 39Bq/kg

宮城県・菌床マイタケ3検体 うち1件 40Bq/kg

宮城県・露地原木マイタケ 25bq/kg

宮城県・青ユズ 32Bq/kg

宮城県・コメ964検体 うち36件 3.2~23Bq/kg

福島県いわき市(製造)・メヒカリ干し2検体 7.3および13Bq/kg

埼玉県・野生キノコ類5検体 うち4件 18~100Bq/kg

千葉県・ギンナン 4.8Bq/kg

長野県・野生キノコ類30検体 うち2件基準値超(最大210Bq/kg)

 他14検体2.6~75Bq/kg

 

参照: http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002ln38.html