厚労省日報ダイジェスト11月22日(第528報)

11月22日は、群馬県産野生鳥獣肉基準値超過報告が相次ぎました。

最大はイノシシ1100Bq/kgです

千葉県では、先月富津市の原木シイタケの基準値超過を受けて、市の

原木シイタケを出荷自粛要請をしたばかりですが、この日の検査でも、

富津市以外の主に北部の地域から、基準値上限一杯である100Bq/kg

報告されています。また、群馬県赤木大沼では、ワカサギが再び基準値を

超えています(170Bq/kg)。

栃木県那須塩原市では、ラッカセイ2検体両方から5ベクレル前後の検出

がありましたが、検出された数値に半減期2年半のCs-134はなく、汚染の

由来が気になるところです。

 

厚労省日報ダイジェスト11月22日(第528報)

 

基準値超過(12件)
  No.539:群馬県産ニホンジカ(Cs:430 Bq/kg)


  No.541、554、556:群馬県産イノシシ(3)(Cs:280、350、1,100 Bq/kg)
  No.545、548、549、550、553、557、558:群馬県産ツキノワグマ(7)
   (Cs:190 、160、420、160、130、180、180 Bq/kg)
  No.560:群馬県産ワカサギ(Cs:170 Bq/kg)

 

北海道・流通品マダラ4検体 0.46~22Bq/kg

青森県・マダラ6検体 うち2件 それぞれ15Bq/kg

青森県・ヒラメ 15Bq/kg

岩手県・原乳12検体 いずれもGe2.2~2.7Bq/kg以下

岩手県・マダラ10検体 うち8件 7.2~40Bq/kg

岩手県・秋サケ3検体 うち1件 0.37Bq/kg

岩手県・サンマ3検体 いずれもGe0.79~13Bq/kg以下

岩手県・その他海産物27検体 うち2件 1.8および18Bq/kg

岩手県・ウグイ 19~51Bq/kg

岩手県・牛肉74検体 うち1件 11Bq/kg

岩手県・大豆51検体 うち8件 10~76Bq/kg

岩手県・原木シイタケ6検体 うち2件 それぞれ14Bq/kg

茨城県・大豆9検体 いずれもGe6.3~8.7Bq/kg以下

茨城県筑西市・ソバ9検体 いずれもGe7.8~8.8Bq/kg以下

茨城県・CS原乳3検体 いずれもGe0.69~1.2Bq/kg以下

栃木県・大豆33検体 うち6件 6.2~12Bq/kg

栃木県・19検体 うち4件 3.1~5.2Bq/kg

栃木県那須塩原市・ラッカセイ2検体 4.5および5.61Bq/kg

栃木県日光市・ギンナン3検体 うち2件 11および53Bq/kg

栃木県・CS原乳3検体 いずれもGe2.8~3.1Bq/kg以下

栃木県・ウグイ10検体 うち8件 15~57Bq/kg

群馬県・大豆9検体 うち3件 5.5~18Bq/kg

群馬県・野生鳥獣肉20検体 うち9件基準値超過(最大1100Bq/kg)

 6件 27~96Bq/kg

群馬県・ワカサギ2検体 基準値超過(170Bq/kg)および4.8Bq/kg

千葉県・流通品ブリ 2.2Bq/kg

千葉県・原木シイタケ7検体 うち6件 11~100Bq/kg

千葉県・キンメダイ 1.8Bq/kg

宮城県・牛肉74検体 うち1件 29Bq/kg

神奈川県相模原市・サツマイモ 0.87Bq/kg

 

参照:http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002pczf.html