厚労省日報ダイジェスト11月29日(第532報)

11月29日は、青森県産流通品タラから78Bq/kgの検出が

報告されました。このところの日報では数値が低くなっているよ

うに感じられるマダラですが、海の汚染が減ったわけではありま

せんので、やはり「見つかっていないだけ」と考えたほうが妥当

です。家庭での食事や給食食材などには、引き続き注意してい

ただきたいと思います。岩手県では奥州市ソバから基準値超

240Bq/kgが報告されています。原木シイタケは、岩手県産

11~15Bq/kgとやや低めであったのに対し、東京都青梅市産では

31Bq/kgが検出され、原木キノコ類の数値は栽培地だけでは予測

できないということがよくわかります。

 

厚労省日報ダイジェスト11月29日(第532報)

 

基準値超過(1件)
No. 88:岩手県産ソバ(1)(Cs:240 Bq/kg)

 

北海道・流通品マダラ 0.44Bq/kg

岩手県・菌床シイタケ2検体 15および17Bq/kg以下

岩手県・原木シイタケ7検体 うち3件 11~15Bq/kg

岩手県奥州市・ソバ 基準値超過(240Bq/kg)

茨城県・CS原乳3検体 いずれもGe0.69~1.09Bq/kg以下

青森県・流通品タラ 78Bq/kg

群馬県赤谷湖・ワカサギ 15Bq/kg

東京都青梅市・ハウス原木シイタケ 31Bq/kg

茨城県・サバ開き 6.1Bq/kg

 

参照:http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002pxau.html