厚労省日報ダイジェスト12月7日(第538報)

12月7日は、前日に引き続き基準値超過の報告はありませんで

した。栃木県では5件のイチゴ不検出が報告されていましたが、

限界値5Bq/kg以下で検査したのは鹿沼市だけで、他市はゲルマ

ニウムで20Bq/kg前後の検査なのが残念です。ハウスイチゴは

細かく測定しても検出はほぼないと思われますので、もっと時間を

かけて精密に測定し、消費者の安心と消費の活性化につなげてほ

しいと思います。

千葉県四街道市および酒々井市ではユズの値が高めで、最大値

46Bq/kg、栃木県大豆日光市のもの殆どから検出があり、

数値は6.8~27Bq/kgでした。流通品では、新潟県魚沼市

ジネンジョやクルミ5.8および8.5Bq/kg以下の不検出です。一方、

茨城県ワカサギからは26Bq/kgが検出されました。お子さんの

摂取には気を付けていただきたいと思います。

 

厚労省日報ダイジェスト12月7日(第538報)

 

※基準値超過なし

 

北海道・流通品マダラ 17Bq/kg

岩手県・大豆49検体 うち8件 5~22Bq/kg

岩手県・エゴマ 4.5Bq/kg

岩手県奥州市・リンゴ 1.9Bq/kg

岩手県花巻市・豚肉 0.47Bq/kg

岩手県一関市・豚肉 4.6Bq/kg

宮城県・原乳5検体 Ge1.6~2.3Bq/kg以下

宮城県・菌床ハタケシメジ 13Bq/kg

宮城県・マダラ3検体 うち2件 11および18Bq/kg

宮城県・その他天然海産物16検体 うち14件 1.1~27Bq/kg

栃木県・牛肉436検体 うち1件 34Bq/kg

栃木県・大豆74検体 うち45件 3.8~29Bq/kg

栃木県・イチゴ5検体 いずれもGe3.8~22Bq/kg

栃木県・山ウド 3.1Bq/kg

栃木県・CS原乳3検体 いずれもGe2.4および2.9Bq/kg以下

埼玉県ときがわ町・ユズ 17Bq/kg

埼玉県・ハウス原木シイタケ2検体 13および72Bq/kg

埼玉県・CS原乳2検体 Ge0.37および0.49Bq/kg以下

埼玉県・流通品原木シイタケ5検体 すべて8.5~69Bq/kg

千葉県・海産物7検体 うち4件 0.47~2.8Bq/kg

千葉県・ハウス菌床シイタケ2検体 3.6および6.8Bq/kg

千葉県・ハウス原木シイタケ4検体 4.6~29Bq/kg

千葉県・ハウス菌床ナメコ 3.0Bq/kg

千葉県・乾シイタケ 22Bq/kg

千葉県・ハウスイチゴ Ge2.3Bq/kg以下

千葉県・大豆84検体 うち3件 10~12Bq/kg

千葉県・ユズ18検体 すべて61~46Bq/kg

神奈川県(製造者)・流通品さつまあげ Ge1.5Bq/kg以下

神奈川県・流通品スズキ 1.4Bq/kg

栃木県・流通品ニラ Ge2.7Bq/kg以下

新潟県長岡市・流通品レンコン Ge6.0Bq/kg以下

新潟県魚沼市・流通品ジネンジョ Ge5.8Bq/kg以下

新潟県魚沼市・流通品クルミ Ge8.5Bq/kg以下

長野県・流通品えのきたけ Ge1.5Bq/kg以下

茨城県・流通品ワカサギ 26Bq/kg

 

参照:http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002qnb9.html