厚労省日報ダイジェスト2月1日(第572報)

2月1日は、群馬県野生鳥獣肉榛名湖のワカサギから、基準値

超過が報告されました。岩手県産原木シイタケ2検体のみでしたが、

うち1件は25Bq/kg以下の不検出、もう1件も11Bq/kgと、これまで

よりも格段に低い数値です。全体的にはどのような傾向になっている

のか、まとまった数の測定結果を見てみたいです。安心して消費できる

ようになれば、健全な「食べて応援」ができますね。ちなみに、三陸産

ワカメは一足先に嬉しい便りが聞こえています。詳しくはこちらのコメント欄を

ご覧下さい。http://setagaya-kodomomamoru.jimdo.com/2013/01/17/厚労省日報ダイジェスト1月17日-第561報/

なお、岩手県産以外の原木シイタケについては、関東産ではまだ

ちらほらと高い数値が見受けられます。

 

その他では、群馬県梅干4検体のうち3検体から7~30Bq/kg

山中湖ワカサギから11Bq/kgの検出が報告されています。ワカサギ

などの淡水魚は海水魚より放射性物質を蓄積しやすいので、特に丸ごと

食べる魚には注意してください。

 

厚労省日報ダイジェスト2月1日(第572報)

 

基準値超過(8検体)
  No.401,402,419:群馬県産ニホンジカ肉(3)(Cs:110~180 Bq/kg)
  No.404,405,414,415:群馬県産イノシシ肉(4)(Cs:120~220 Bq/kg)
  No.421:群馬県産ワカサギ(Cs:340 Bq/kg)

 

青森県・マダラ3検体 すべて0.42~18Bq/kg

岩手県・マダラ12検体 うち10件 5~29Bq/kg

岩手県簗川水系・ウグイ 28Bq/kg

岩手県稗貫川水系・ウグイ 21Bq/kg

岩手県大槌町・ハウス原木シイタケ2検体 うち1件 11Bq/kg

宮城県・原乳4検体 いずれも Ge1.5~2.4Bq/kg以下

宮城県・ハウスタラノメ 6.1Bq/kg

宮城県・マダラ 49Bq/kg

群馬県・ニホンジカ7検体 うち3件基準値超過(最大180Bq/kg)

 他2件 16および55Bq/kg

群馬県・イノシシ9検体 うち4件基準値超過(最大220Bq/kg)

 他4件 12~84Bq/kg

群馬県・その他野生鳥獣肉4検体 うち3件11~51Bq/kg

群馬県高崎市・ワカサギ 基準値超過(340Bq/kg)

群馬県・梅干4検体 うち3件 7~30Bq/kg

埼玉県・菌床シイタケ 6.9Bq/kg

埼玉県・CS原乳2検体 Ge0.4および0.7Bq/kg以下

埼玉県・野生鳥獣肉3検体 すべて14~18Bq/kg

千葉県多古町・ダイダイ 7.2Bq/kg

千葉県君津市・イノシシ肉 22Bq/kg

千葉県香取市与田浦・水産物3検体 すべて5.8~23Bq/kg

東京都日の出町・原木シイタケ2検体 うち1件 63Bq/kg

山梨県山中湖・ワカサギ 11Bq/kg

静岡県・ハクサイ2検体 Ge0.019および0.091Bq/kg

茨城県土浦市・レンコン Ge7.8Bq/kg以下

 

参照: http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002ul7o.html