厚労省日報ダイジェスト2月28日(第590報)

2月28日は、岩手県牛肉135検体および原乳12検体いずれも

検出限界値以下の報告でホッとしたものの、野生シカ肉2検体から

最大160Bq/kgの基準値超過と、その他6検体全てからも

11~42Bq/kgが検出されました。野生鳥獣肉は岩手県に限らず広い

範囲にわたり、深刻な影響を受けています。

茨城県の水産物検査では、コモンカスベ4検体すべてから

41~72Bq/kgと高い数値が検出された他、マダラやカレイ類にも高め

の数値が見られました。

流通品では、新潟県によるゲルマニウム検出器による検査結果が

多数報告され、参考になりそうです。文末の厚労省日報リンクより

第590報を開き、検体通し番号414以降をご参照ください。

 

厚労省日報ダイジェスト2月28日(第590報)

 

 基準値超過(2件)
  No.152、157:岩手県産シカ肉(2)(Cs:120、160Bq/kg)

 

青森県・マダラ3検体 0.48~12Bq/kg

青森県・マダラ肝臓3検体 うち1件 6.7Bq/kg

岩手県・牛肉135検体 いずれも限界値25Bq/kg以下

岩手県・シカ肉12検体 うち2件基準値超過(最大160Bq/kg)

 他6件 11~42Bq/kg

岩手県・原乳12検体 いずれもGe2.3~2.9Bq/kg以下

茨城県・CS原乳3検体 いずれもGe1.1および1.2Bq/kg以下

茨城県・マダラ7検体 うち5件 14~44Bq/kg

茨城県・コモンカスベ4検体 すべて41~72Bq/kg

茨城県・スズキ2検体 33および51Bq/kg

茨城県・他海産物27検体 うち12件 0.32~34Bq/kg

茨城県・ヤマメ2検体 15および34Bq/kg(高萩市・大北側小山ダム上流)

栃木県・CS原乳3検体 2.0および2.6Bq/kg以下

宮城県・流通品ネズミザメ Ge8.6Bq/kg以下

東京湾・スズキ 27Bq/kg

千葉県沖・メバチ、ビンナガ 0.68および0.75Bq/kg

静岡県・緑茶3検体(飲用状態) うち2件 1.2および1.8Bq/kg

 

参照: http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002wcwe.html