厚労省日報ダイジェスト5月7日(第634報)

5月7日は、群馬県渓流魚から2件の基準値超過が報告され

ました。宮城県では、柴田町タケノコ40Bq/kg、栗原市タラノメ

94Bq/kgなど、引き続き春の味覚から高い数値が検出されていま

す。流通品では、福島県産原木シイタケから71Bq/kg茨城県産

レンコンから16および27Bq/kgが報告されました。

なお、文末のリンク、厚労省日報の検体通し番号1147~の川崎市

の検査結果において、関東圏のレタスやブロッコリーなどから数Bq/kg

の検出が報告されていますが、測定に用いられている機器の特徴や

Cs-134および137の比率を見ますと、不確定な要素が多い気が

します。

 

厚労省日報ダイジェスト5月7日(第634報)

 

 基準値超過(2件)
   No.415:群馬県産イワナ(Cs:110 Bq/kg)
   No.416:群馬県産ヤマメ(Cs:120 Bq/kg)

 

北海道・流通品マダラ5検体 うち3件 3.4~40Bq/kg

北海道/青森県沖太平洋・流通品サケ2検体 Ge0.73および0.96Bq/kg以下

北海道/青森県沖太平洋・流通品カラフトマス2検体 うち1件 0.43Bq/kg

青森県三沢市塩釜沖・マダラ3検体 すべて1.4~21Bq/kg

宮城県・原乳5検体 いずれもGe1.8~2.3Bq/kg以下

宮城県丸森町・タケノコ5検体 うち1件 20Bq/kg

宮城県柴田町・タケノコ 40Bq/kg

宮城県栗原市・タラノメ 94Bq/kg

茨城県・スズキ3検体 すべて8.3~38Bq/kg

茨城県・マダラ7検体 すべて6.8~24Bq/kg

茨城県・その他海産物23検体 うち2件 3.9および4.8Bq/kg

群馬県川場村・イワナ3検体 すべて11~36Bq/kg

群馬県中之条町・渓流魚4検体 うち1件基準値超過(110Bq/kg)

 2件 33および52Bq/kg

群馬県渋川市・ヤマメ 基準値超過(120Bq/kg)

群馬県東吾妻町・ヤマメ2検体 6.2および14Bq/kg

群馬県前橋市・ヤマメ2検体 Ge14および15Bq/kg以下

群馬県みどり市・ヤマメ Ge6.7Bq/kg以下

千葉県船橋市・ウド、ワラビ 5.2および3.2Bq/kg

千葉県・CS原乳2検体 1.6および1.7Bq/kg以下

神奈川県横浜市・原木シイタケ 8Bq/kg

岩手県・流通品原木シイタケ 7.7Bq/kg

福島県・流通品原木シイタケ 71Bq/kg

福島県・流通品ドレッシング 6.1Bq/kg

長野県・流通品熊肉 3Bq/kg

茨城県・流通品レンコン2検体 16および27Bq/kg

宮城県・流通品マコガレイ 1.4Bq/kg

新潟県上越市・ツキノワグマ肉 4.5Bq/kg

 

参照:http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000031ekb.html