10月18日は、長野県の野生キノコ類2検体から基準値超過
（130Bq/kg）が見つかりました。Cs-134が検出されていますので、
東電事故由来と見られます。流通品では、茨城県産クリ2検体か
ら5.6および5.7Bq/kg、レンコンから7.4Bq/kg、宮城県産シラウオ
から17Bq/kgが検出されています。
千葉県では、原木シイタケ9検体のうち8検体から最大で68Bq/kg
が検出されました。
続いて10月21日は、国立医薬品食品衛生研究所の流通品検査
報告もありましたが、通常の全国自治体検査結果と共に、基準値
超過はありませんでした。10Bq/kg以上の検出には、宮城県登米市
のソバ16Bq/kg、千葉県（利根川）のウナギ 最大15Bq/kg、福島県
産流通品サツマイモ21Bq/kgや梅干40Bq/kgなどがありました。
厚労省日報ダイジェスト10月18日（第749報）
※ 基準値超過（２件）
No.1,109 長野県産チャナメツムタケ（Cs：130Bq/kg）
No.1,115 長野県産ショウゲンジ（Cs：130Bq/kg）
北海道・スケトウダラ 0.3Bq/kg
北海道・マダラ検体 0.32および4.6Bq/kg
茨城県・流通品クリ2検体 5.6および5.7Bq/kg
岩手県・牛肉289検体 うち4件 12～20Bq/kg
岩手県・マダラ10検体 うち7件 0.42～10Bq/kg
岩手県・その他海産物27検体 うち2件 0.4および6.1Bq/kg
岩手県一関市・淡水魚2検体 うち1件 16Bq/kg
岩手県・原乳12検体 うち2件 0.89および0.9Bq/kg
宮城県・原乳5検体 いずれもGe1.8～2.3Bq/kg未満
栃木県矢板市・バレイショ 3.5Bq/kg（Ge）
栃木県日光市・キウイフルーツ 4.3Bq/kg
栃木県大田原市・キウイフルーツ 3.8Bq/kg
栃木県那須塩原市・クルミ 15Bq/kg
栃木県日光市・ラッカセイ 7.4Bq/kg
栃木県・菌床シイタケ4検体 すべて2.7～7.1Bq/kg
栃木県宇都宮市・ハウス原木シイタケ 28Bq/kg
栃木県・その他栽培キノコ類5検体 4.2～14Bq/kg
群馬県・コンニャク生芋7検体 うち1件 5.1Bq/kg
群馬県赤木大沼・ワカサギ 98Bq/kg
群馬県・養殖渓流魚20検体 5.8～12Bq/kg未満
埼玉県小川町・原木ヌメリスギタケ 11Bq/kg
埼玉県・コメ（玄米）3検体 いずれもGe7.9～9.1Bq/kg未満
埼玉県秩父市・シカ 32Bq/kg
千葉県・菌床シイタケ2検体 5.4および14Bq/kg
千葉県・原木シイタケ9検体 うち8件 8～68Bq/kg
千葉県・マアジ 0.56Bq/kg、スズキ 7Bq/kg
千葉県（東京湾）・シログチ 0.59Bq/kg
宮城県・流通品シラウオ 17Bq/kg
長野県・野生キノコ類12検体 うち2件基準値超過（130Bq/kg）
他7件 3.2～90Bq/kg
茨城県・流通品レンコン2検体 うち1件 7.4Bq/kg
参照：http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000026844.html
厚労省日報ダイジェスト10月21日（第750報）
全国自治体検査結果
※基準値超過なし
宮城県登米市・ソバ2検体 うち1件 16Bq/kg
千葉県（利根川）・ニホンウナギ 11および15Bq/kg
国立医薬品食品衛生研究所検査結果
※基準値超過なし
福島県・流通品サツマイモ 21Bq/kg
福島県・流通品乾シイタケ 4.5Bq/kg
福島県・流通品エダマメ 7.3Bq/kg
福島県・流通品梅干 40Bq/kg
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