厚労省日報ダイジェスト11月1日(第759報)

11月1日は、牛肉、玄米を含む栃木県農産物、横浜市の流通品

検査と大々的なものが重なり、109ページにもわたるボリュームと

なりました。加えて国立医薬品食品衛生研究所からの報告もあり

ましたが、こちらはすべて検出なしです。

全国自治体の検査では、栃木県産イノシシ肉から見つかった基準

値超過2検体110および150Bq/kg)は、どちらも那珂川町

ものでした。同県農産物ではギンナン9検体のうち那須塩原市

日光市4検体から12~67Bq/kgの検出がありました。玄米

那須町92検体のうち40検体から、3.7~19Bq/kgの検出とな

っていますが、このうち10Bq/kgを超えた検体は2つだけでした。

群馬県では野生鳥獣肉20検体のうち9検体から基準値超過

みつかりました。最大値2検体(230Bq/kg)は前橋市のニホンジカ、

沼田市のツキノワグマ肉です。なお、沼田市ツキノワグマ肉

この他にも3検体が基準値超過となっています。

文末リンクにある厚労省日報の通し番号2370からは、横浜市

よるゲルマニウム流通品検査結果が多数報告されています。身近

な食材が多く登場しますので、日々の食材選びの参考に是非ご覧

ください。お時間ない方は厚労省ページを開かなくても、以下の

抜粋になるべく細かに拾い出してあります。普段なかなか報告され

ない茨城県産クリもこの日は流通品検査で3件あがっており、いず

れも8.1~14Bq/kgの検出という結果でした。

 

厚労省日報ダイジェスト11月1日(第759報)

 

全国自治体検査結果

※ 基準値超過(12件)

   No.1290、1304 栃木県産イノシシ肉(Cs:150、110 Bq/kg)
   No.1602 群馬県産ワカサギ(Cs:170 Bq/kg)
   No.1603 、1604 群馬県産ニホンジカ肉(Cs:230、190 Bq/kg)
   No.1606 、1608~1611、1618、1620 群馬県産ツキノワグマ肉

Cs:220、200、230、120、110、130、120 Bq/kg)

北海道・マダラ5検体 うち4件 0.5~21Bq/kg

北海道・シシャモ Ge1.1Bq/kg未満

青森県・マダラ3検体 4.7~9.4Bq/kg

青森県・マダラ精巣 3.5Bq/kg

青森県・スケトウダラ 0.85Bq/kg

青森県小川原湖・水産物3検体 いずれもGe9.1~9.8Bq/kg未満

青森県・野生ナラタケ18検体 うち7件 7.0~15Bq/kg

岩手県・原乳12検体 いずれもGe2.1~2.8Bq/kg未満

岩手県・ブリ3検体 うち1件 0.97Bq/kg

岩手県釜石市沖・サワラ 0.59Bq/kg

岩手県・マダラ11検体 うち7件 0.91~6.9Bq/kg

岩手県・サンマ2検体 Ge0.6および0.67Bq/kg未満

岩手県・その他海産物25検体 いずれもGe0.7~13Bq/kg未満

岩手県・ウグイ5検体 いずれもGe7.8~13Bq/kg未満

岩手県・露地原木シイタケ 11Bq/kg

宮城県・牛肉956検体 うち1件 31Bq/kg

宮城県・青ユズ2検体 9.6および22.6Bq/kg

宮城県・CS原乳5検体 いずれもGe1.8~2.3Bq/kg未満

宮城県大崎市・野生キノコ2検体 11および12Bq/kg

宮城県栗原市・マイタケ 14Bq/kg

宮城県・海産物5検体 うち1件 11Bq/kg

千葉県・流通品ボラ 52Bq/kg

福島県・流通品ユズ 14Bq/kg

栃木県・野生イノシシ肉32検体 うち2件基準値超過(最大150Bq/kg)

 他すべて7.0~100Bq/kg

栃木県・キクイモ 3検体 うち1件 15Bq/kg

栃木県・カリン3検体 うち1件 4.4Bq/kg

栃木県・ギンナン9検体 うち4件 12~67Bq/kg

栃木県・CS原乳3検体 いずれもGe3.0~4.5Bq/kg未満

栃木県那須町・玄米92検体 うち40件 Ge3.7~19Bq/kg

栃木県高根沢町・大豆3検体 いずれもGe8.2~11Bq/kg未満

栃木県・原木シイタケ4検体 うち3件 23~28Bq/kg

栃木県・菌床シイタケ2検体 うち1件 20Bq/kg

栃木県・原木乾シイタケ 4.2Bq/kg

栃木県・原木ナメコ2検体 30および35Bq/kg、

栃木県・菌床ナメコ3検体 うち2件 9.5および14Bq/kg

栃木県・菌床マイタケ2検体 3.8および16Bq/kg

栃木県・牛乳4検体 Ge2.3~3.7Bq/kg未満

群馬県・ワカサギ2検体 170Bq/kg(榛名湖および98Bq/kg(赤木大沼)

群馬県・野生鳥獣肉20検体 うち9件基準値超過(最大230Bq/kg)

 他すべて 27~89Bq/kg

埼玉県・サトイモ6検体 いずれもGe9.8~12Bq/kg未満

埼玉県・原木シイタケ7検体 うち5件 6.5~51Bq/kg

埼玉県・その他原木キノコ類6検体 うち4件 6.6~28Bq/kg

埼玉県加須市・天然コイ 4.5Bq/kg

千葉県・原木シイタケ6検体 すべて3.5~29Bq/kg

千葉県銚子/九十九里沖・スズキ 3.0Bq/kg

岩手県・流通品ヒラメ 11Bq/kg、 マアジ 1.0Bq/kg

宮城県・流通品マサバ 0.92Bq/kg、 メカジキフィレ 0.94および1.1Bq/kg

宮城県・流通品ブリ(イナダ) 1.9Bq/kg、 マアジ 0.83Bq/kg

宮城県三陸南部沖・チダイ 2.3Bq/kg、 モウカザメ 0.91Bq/kg

千葉県・流通品ホウボウ 1.3Bq/kg、 スズキ 1.2Bq/kg

青森県・流通品タラフィレ 15Bq/kg

太平洋沖合北部・流通品メカジキフィレ3検体 0.73~0.99Bq/kg

太平洋沖合北部・カツオ2検体 うち1件 0.92Bq/kg

茨城県・流通品クリ3検体 8.1~14Bq/kg

神奈川県横浜市・菌床シイタケ 6.3Bq/kg、 クリ 6.3Bq/kg、 柿 0.58Bq/kg

山形県・流通品コメ(玄米) 1.5Bq/kg

宮城県・流通品コメ(精米)3検体 Ge1.4および1.5Bq/kg未満

秋田県・流通品コメ(玄米) 1.4Bq/kg未満

福島県・流通品ナシ2検体 2.8および4.8Bq/kg、 ピーマン 0.94Bq/kg

栃木県・流通品牛乳3検体 いずれもGe1.2~1.4Bq/kg未満

青森県・スケトウダラ2検体 0.69および1.2Bq/kg

神奈川県横浜市・マゴチ 6.7Bq/kg

岩手県・菌床シイタケ 1.4Bq/kg

山形県・白桃缶詰 Ge5.0Bq/kg未満

山梨県・菌床シイタケ 5.7Bq/kg

山梨県・原木ナメコ 2.9Bq/kg

山梨県・野生キノコ類18検体 うち9件 4.1~97Bq/kg

茨城県・流通品サツマイモ 1.5Bq/kg

 

国立医薬品食品衛生研究所検査結果

※基準値超過および検出なし

 

参照:http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000028384.html