世田谷区こども基金助成事業・あちこちおはなし会 第4弾!

 

 

★★★無事 終了しました。ご参加ありがとうございました。★★★

 

     『こどもにどう伝える?放射能のこと』

~家庭で、学校で、こどもに訊かれたときどう話しますか?~

      ゲストスピーカー:上田昌文さん(NPO法人市民科学研究室)

 

3.11から2年半以上が過ぎました。

あの時、年長だった娘は小学2年生に。小学3年生だった息子は、6年生になりました。
あなたのお子さんは、いくつになりましたか?

この2年半の間に、原発や放射能のことを訊かれるようになったでしょうか。
どう話したらいいんだろうと、考えている方もいるかもしれません。

これから子どもたちは、私たち大人より長く放射能と向き合っていかなくてはなりません。
彼らが自分で考え生きていく力を身につけるため、大人はサポートしていく必要があります。

しかし、あのような原発事故を経験したにも関わらず、子どもたちが放射能のことを学ぶ機会はほとんどないままです。
そんな中、福島の学校では現場の先生たちも試行錯誤し、放射能教育のあり方を模索しはじめています。
これは、福島だけの課題ではありません。すべての子どもたちに必要な「生きるための学び」です。
その学びのために、大人は何をどう伝えていけばいいのでしょうか。

いっしょに話して、知恵を出しあってみたいと思います。
今こそ伝えたいこどもがいる方も、
まだこどもが小さい方も、
もうこどもが大きくなった方も、
みなさまのご参加をお待ちしています。

 

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【日 時】12月9日(月)10:00~12:00
【場 所】太子堂区民センター 第4会議室
     (世田谷区太子堂1-14-20 三軒茶屋駅徒歩5分)

【参加費】500円
【定 員】30名
【ゲストスピーカー】上田昌文(うえだあきふみ)さん(NPO法人市民科学研究室)           

 

 

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<上田昌文さんプロフィール>
今年20週年をむかえるNPO法人市民科学研究室・代表理事として、「市民のための科学」をテーマにさまざまな暮らしの中の科学技術に関する調査研究を行っている。
東日本大震災後の2011年9月には「放射能親子ワークショップ」を世田谷で実地。首都圏のみならず福島県の小中学校でも、子どもが主体的に学べるようなワークショップを開催している。各地で放射能に関する講演や放射線教育に関する提言を行うほか、現在は福島の先生たちの授業づくりのサポートも行っている。
(参照:「放射線教育原論」http://archives.shiminkagaku.org/archives/2013/03/post-315.html