岩手県の検査で原乳からの検出がなく一安心しましたが、
日報後半の流通品検査にて、流通品牛乳から1.4Bq/kgの検出が
報告されていました。なかなか一朝一夕にはいかないようです。
山のキノコや植物を食べて暮らしているであろう野生のシカや
イノシシ肉の検出結果も、当然ながら高い値となっています。
マダラは流通品から基準値超の数値が検出されています。
また、これまであまり目立たなかった群馬県のスイートコーンやキャベツ
から2Bq/kgほどの数値が検出されています。共に大きな影響は考え
づらい品目と数値ですが、念頭には置いておきたいものです。
流通品福島県産モモからも、5Bq/kg強の検出がありました。
厚労省日報ダイジェスト8月9日（第452報）
※基準値超過（７件）
No.70：青森県産マダラ（Cs：130Bq/kg）
No.249：茨城県産ウナギ（Cs：110Bq/kg）
No.259～263：栃木県産シカ（５）（Cs：240,320,110,590,290Bq/kg
岩手県・原乳12検体 いずれもGe 2.2～2.8Bq/kg以下
岩手県・牛肉47検体 うち1件10.0Bq/kg
青森県・流通品マダラ 基準値超 130Bq/kg
茨城県・麦類57検体 いずれもGe 3.3～5.3Bq/kg以下
茨城県・CS原乳3検体 いずれもGe 0.98～1.3Bq/kg以下
茨城県・シラス4検体 うち1件2.8Bq/kg
茨城県・他海産物19検体 うち15件 5～44Bq/kg
茨城県・川魚11検体 うち1件基準値超(110Bq/kg)他8検体5.8～45Bq/kg
栃木県・野生シカ8検体 うち5件基準値超（最大590Bq/kg)他すべて23～72Bq/kg
栃木県・野生イノシシ9検体 すべて25～88Bq/kg
群馬県・牛肉65検体 いずれも限界値25Bq/kg以下
群馬県・露地ミョウガ13検体 うち8件2.1～12Bq/kg
群馬県・スイートコーン2検体 うち1件 2Bq/kg
群馬県川場村・ナス、キュウリ いずれもGe 4.8および5.3Bq/kg以下
群馬県・コムギ39検体 うち1件1.9Bq/kg
群馬県・CS原乳3検体 いずれもGe 1.9～2.2Bq/kg以下
神奈川県・流通品スズキ 4.9Bq/kg
千葉県館山、鴨川、南房総市・玄米9検体 いずれもGe 8.0～9.7Bq/kg以下
岩手県・流通品ヒラメ可食部 25Bq/kg
山梨県・スイートコーン2検体 いずれもGe 1.8および2.0Bq/kg以下
群馬県・流通品キャベツ 2.0Bq/kg
岩手県・流通品牛乳 1.4Bq/kg
福島県・流通品モモ 5.2Bq/kg
コメントをお書きください