9月7日は、岩手、宮城両県の水産物からの検出が報告されています。
検出されたセシウムの値が低くても、その他検査していない核種が含まれる
場合もあるそうです。特に、ストロンチウムやプルトニウムは骨に蓄積される
そうなので、丸ごと食べるような魚には特に注意が必要です。
また、関東圏のクリはやはり検出が多いようです。千葉県印西市では
県の精密検査で「基準値以下」が確認され、自粛解除されましたが、数値
は最大で85Bq/kgです。秋の風物詩でもある栗ごはんやスイーツなどにも、
今年も引き続き注意したいところです。
厚労省日報ダイジェスト9月7日(第473報)
※基準値超過(1検体)
No.186:宮城県産イワナ (Cs:130/kg)
北海道・流通品マダラ 2.5および16Bq/kg
北海道・流通品ソウハチ 0.7Bq/kg
茨城県・流通品ナシ 0.86Bq/kg
岩手県・牛肉49検体 いずれも限界値25Bq/kg以下
岩手県・ヒラメ3検体 うち1件15Bq/kg
岩手県・チダイ4検体 うち2件9.9および10Bq/kg
岩手県・川魚39検体 うち15件 4.1~69Bq/kg
岩手県・原乳12検体 うち4件 1.2~1.6Bq/kg
宮城県・コメ12検体 いずれもGe6.7~9.7Bq/kg以下
宮城県・ハウス原木シイタケ 14Bq/kg
宮城県・原乳5検体 いずれもGe1.4~2.7Bq/kg以下
宮城県・マダラ2検体 13および30Bq/kg
宮城県・天然海産物22検体 うち13件 0.34~30Bq/kg
宮城県・川魚2検体 うち1件基準値超(130Bq/kg)、他25Bq/kg
茨城県・玄米18検体 いずれもGe6.4~9.8Bq/kg以下
栃木県・玄米21検体 うち1件4.2Bq/kg
栃木県日光市・サトイモ 11Bq/kg
栃木県日光、鹿沼市周辺・クリ6検体 すべて9.7~13Bq/kg
栃木県・CS原乳3検体 Ge2.3~3.1Bq/kg以下
栃木県・ナシ7検体 いずれもGe3.8~5.0Bq/kg以下
埼玉県・ハウス原木シイタケ6検体 すべて15~46Bq/kg
埼玉県・玄米12検体 いずれもGe4.5~6.5Bq/kg以下
千葉県・クリ8検体 すべて4.9~85Bq/kg
千葉県利根川・ウナギ 37Bq/kg
長野県・牛肉751件 いずれも限界値25Bq/kg以下
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