9月11日、12日の日報をまとめてお届けします。
まず11日は、新米の季節に入り、茨城県や栃木県など北関東圏の
玄米合計21検体中3検体から、5.2~6.9Bq/kgが検出されています。
翌12日にも茨城県、千葉県の玄米が検査され、合計24検体中
8検体で5.5~28Bq/kgの検出が報告されています。岩手県の玄米
27検体は、4.3~7.1Bq/kgの限界値で不検出でした。これらの数値
は精米されると大体20~40%に落ち着くとのことですが、場合によっ
ては5分づき米や、飲食店などで玄米のまま供されることもあります。
また、流通品検査では、産地不明の梅干7.2Bq/kgの報告がありま
した。マダラや北関東沖の海産物も、依然高い数値が続いています。
山梨県の生めん(ほうとう)からの6.2Bq/kgは、国産小麦粉が原因
でしょうか。詳しい情報が知りたいところです。
厚労省日報ダイジェスト9月11日(第475報)
※基準値超過(1検体)
No.17:岩手県産ホウキタケ(Cs:1,400Bq/kg)
北海道・流通品マダラ2検体 10および20Bq/kg
北海道・流通品ミンククジラ 4.0Bq/kg
岩手県・野生キノコ5検体 うち1件基準値超(1400Bq/kg)、他3件10~75Bq/kg
岩手県・牛肉83検体 いずれも限界値25Bq/kg以下
茨城県・玄米12検体 うち1件5.3Bq/kg
栃木県・玄米9検体 うち2件5.2および6.9Bq/kg
埼玉県・野生鳥獣肉3検体 うち1件(イノシシ)34Bq/kg
参照: http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002jjjy.html
厚労省日報ダイジェスト9月12日(第476報)
※基準値超過(2検体)
No.147:宮城県産ヒラメ (Cs:140Bq/kg)
No.241:茨城県産イシガレイ (Cs:230Bq/kg)
岩手県・玄米27検体 いずれもGe4.3~7.1Bq/kg以下
岩手県・牛肉138検体 うち2件18Bq/kg
宮城県・マダラ5検体 すべて8.4~32Bq/kg
宮城県・他天然海産物20検体 うち1件基準値超(140Bq/kg)、他15件1.8~54Bq/kg
茨城県・玄米12検体 うち2件5.5および7.7Bq/kg
茨城県・シラス6検体 いずれも限界値25Bq/kg以下
茨城県・他海産物48検体 うち1件基準値超(230Bq/kg)、他39件1.1~64Bq/kg
茨城県霞ヶ浦・淡水魚6検体 うち5件18~93Bq/kg
茨城県桜川・アユ 26Bq/kg
群馬県沼田市・ブドウ Ge2.8Bq/kg以下
群馬県・CS原乳3検体 いずれもGe1.7~2.0Bq/kg以下
千葉県・玄米12検体 うち6件Ge7~28Bq/kg
千葉県・アサリ、ハマグリ3検体 いずれもGe0.78~9.8Bq/kg以下
千葉県・海産物15検体 うち11件0.58~4Bq/kg
産地不明・流通品梅干7.2Bq/kg
山梨県・生めん(ほうとう)4件 うち1件6.2Bq/kg
コメントをお書きください