厚労省日報ダイジェスト10月1日(第489報)

さて、日報ダイジェストもようやく10月に入りました。

基準値超過こそありませんでしたが、マダラ、野生鳥獣肉、キノコ類、

クリからは相変わらずの検出があり、流通品では静岡県でパッケージ

ングされた乾シイタケ乾燥した状態で測定したところ、基準値ギリギリ

97Bq/kgとの報告がありました。他の乾シイタケも、水で戻さずに測

定すれば同様の値になるものは少なくないと思います。

また、長野県では700検体を越す牛肉の検査が報告され、

25Bq/kg以上の検出はありませんでしたが、茨城県牛肉2検体から

42および58Bq/kgの検出がありました。牛肉はまだまだ気が抜けません。

 

厚労省日報ダイジェスト10月1日(第489報)

 

※ 基準値超過なし

 

青森県・マダラ14検体 うち10件7.5~26Bq/kg

岩手県・豚、鶏肉6検体 いずれもGe12~16Bq/kg以下

岩手県・牛肉72検体 いずれも限界値25Bq/kg以下

岩手県・野生鳥獣肉3検体 すべて20~51Bq/kg

岩手県・コメ17検体 Ge4.1~6.3Bq/kg

秋田県・玄米2検体 Ge2.6および2.8Bq/kg以下

秋田県・ハウス原木シイタケ 1.8Bq/kg

茨城県・牛肉55検体 うち2件 42~58Bq/kg

群馬県・野生キノコ3検体 うち2件 23~58Bq/kg

千葉県・原乳4検体 いずれもGe1.8~2.0Bq/kg以下

栃木県・クリ 8.4Bq/kg

静岡県(製造所所在地)・流通品原木乾シイタケ 97Bq/kg(乾燥状態で検査)

岩手県・流通品牛乳3検体 うち1件0.82Bq/kg

 

参照: http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002kzf6.html