9月25日、26日分をまとめてお届けします。
25日は、野生キノコ・鳥獣肉以外には目立った品目や数値の検出
は見当たりませんでしたが、やはりマダラや乾シイタケには注意が
必要です。島根県からは給食4日分の丸ごと検査で1Bq/kg以下
の不検出が報告されていました。献立内容や食材産地などの詳しい
内容も併せて知りたいところです。
26日も引き続き、野生鳥獣肉に基準値超えや100Bq/kgスレスレの
高い数値が見られます。秋から冬にかけてジビエの美味しい季節に
なりますが、ジビエ・キノコ・川魚は、今後長年にわたっての注意が
必要です。
また、岩手、茨城、群馬の各県の米(玄米)から、数Bq~21Bq/kgの
検出が報告されています。落花生も、放射能の影響が出やすい食材
のようです。
厚労省日報ダイジェスト9月25日(第485報)
※基準値超過なし
北海道・流通品スケトウダラ2検体 どちらも0.59Bq/kg
北海道・流通品マダラ4検体 4.2~24Bq/kg
北海道・流通品サンマ Ge0.82Bq/kg以下
福島県・流通品ナシ 6.5Bq/kg
宮城県・流通品アナゴ 1.8Bq/kg
青森県・マダラ2検体 うち1件24Bq/kg
岩手県・ソバ10検体 うち1件4.6Bq/kg
岩手県盛岡市・野生ハタケシメジ 5.0Bq/kg
岩手県遠野市・野生ナラタケモドキ 45Bq/kg
岩手県岩泉町・野生マツタケ 18Bq/kg
岩手県・コメ19検体 うち1件3.0Bq/kg
岩手県・牛肉45検体 うち1件10Bq/kg
山形県・コメ(つや姫)44検体 いずれもGe7.5~10Bq/kg以下
山形県・コメ(その他)8検体 いずれもGe8.0~9.4Bq/kg以下
茨城県・野生イノシシ肉5検体 すべて24~100Bq/kg
福島県・流通品クリ 20Bq/kg以下
宮崎県・流通品原木乾シイタケ 6.1Bq/kg
大分県・流通品原木乾シイタケ 7.5Bq/kg
千葉県・流通品マイワシ丸干し 9.9Bq/kg
島根県・給食4日分2検体 いずれも0.8および0.94Bq/kg以下
参照: http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002kgxj.html
厚労省日報ダイジェスト9月26日(第486報)
※基準値超過(4検体)
No.134、136~138茨城県産イノシシ肉(Cs:120Bq/kg~240Bq/kg)
青森県・マダラ 3.8Bq/kg
岩手県・牛肉56検体 うち2件 13および40Bq/kg
岩手県・コメ40検体 うち4件2.8~11Bq/kg
宮城県・カツオ 0.67Bq/kg
宮城県・サンマ2検体 Ge1.0および1.1Bq/kg以下
宮城県・マダラ2検体 9.2および12Bq/kg
宮城県・アユ3検体 うち1件31Bq/kg
茨城県・玄米9検体 うち2件4.9および13Bq/kg
茨城県・野生イノシシ肉13検体 うち4件基準値超(最大240Bq/kg)
他すべて24~100Bq/kg
茨城県・海産物61検体 うち39件 1.9~76Bq/kg
茨城県霞ヶ浦・魚類5検体 すべて6.6~30Bq/kg
栃木県・玄米22検体 うち3件 4.8~6.9Bq/kg
群馬県川場村・カボチャ Ge5.2Bq/kg以下
群馬県昭和村・落花生 10.0Bq/kg
群馬県高崎市・クリ 4.1Bq/kg
群馬県・玄米25検体 うち2件 4.2および21Bq/kg
群馬県・CS原乳3検体 いずれもGe1.6~2.1Bq/kg以下
宮城県・流通品カツオ2検体 うち1件 1.2Bq/kg
千葉県・流通品シイタケ 15Bq/kg
新潟県・流通品原木乾シイタケ 4.7Bq/kg
山梨県・コメ7検体 いずれもGe2.1~2.8Bq/kg以下
山梨県・原木マイタケ Ge3.6Bq/kg以下
栃木県・流通品カンピョウ Ge8.7Bq/kg以下
参照: http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002kl12.html
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