29日は、栃木県が672件にもわたる玄米の検査結果の報告を行いました。
結果は半数近くから検出があり、全体の1割強にあたる71件が10Bq/kg以上と
なりました。検出された数値が高ければ高いほど、消費側だけでなく生産者の方々の日々の摂取状況が気にかかります。
また、大分県の乾シイタケからは11Bq/kgの検出が報告されています。こちらは
Cs134も検出されていますので、原発事故由来と思われます。九州産であることが確認でき、なおかつ20Bq/kg下限の検査で不検出となったとしても、実際の使用状態に換算して10Bq/kgを超える数値は決して安心とは言い切れません。
厚労省日報ダイジェスト10月29日(第509報)
※基準値超過(2検体)
No. 8:青森県産サクラシメジ(Cs:110 Bq/kg)
No. 875:新潟県産ツキノワグマ(Cs:760 Bq/kg)
注) No.8は野生キノコ。
北海道・マダラ4検体 5.4~21Bq/kg
青森県・野生キノコ 基準値超(110Bq/kg)
茨城県・牛乳 1.0Bq/kg
栃木県・玄米672検体 うち324件 1.9~45Bq/kg
群馬県・牛肉58検体 いずれも限界値25Bq/kg以下
群馬県・原木シイタケ4検体 うち3件 10~40Bq/kg
群馬県片品村・野生ムキタケ 67Bq/kg
千葉県・原乳4検体 いずれもGe1.6~1.9Bq/kg以下
千葉県・海産物7検体 うち4件 0.59~4.3Bq/kg
新潟県魚沼市・流通品原木ナメコ 4.5Bq/kg
大分県・流通品乾シイタケ(乾燥状態で計測後、水戻し状態に換算) 11Bq/kg
新潟県・ツキノワグマ肉 基準値超(760Bq/kg)
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