11月12日は、全体の7割以上が牛肉の検査でした。1600近い検体数
で、検出は3件、最大値は茨城県の48Bq/kgでした。
岩手県一関市ではソバの汚染が深刻です。44検体のうち2件が基準値
を越す数値となり、その他も全ての検体から5~79Bq/kgの検出が報告
されています。
秋田県では野生キノコ8検体から10Bq/kg以下の検出がありましたが、
そのうち何件かはCs-134の検出がなく、東電の原発事故由来ではない
と思われます。仮に26年前のチェルノブイリ事故の名残と考えると、原発
事故の性質がどのようなものであるかということを改めて思い知らされます。
群馬県では、みなかみ町の野生キノコから560Bq/kgが検出されました。
こちらは東電事故由来です。
厚労省日報ダイジェスト11月12日(第520報)
※基準値超過(3検体)
No.190、203:岩手県産ソバ(2)(Cs:120、110 Bq/kg)
No.1,313:群馬県産ハイイロシメジ(Cs:560 Bq/kg)
北海道・流通品マダラ2検体 0.47および6.2Bq/kg
北海道・流通品シシャモ2検体 0.87および1.2Bq/kg以下
岩手県・流通品リンゴ 1.2Bq/kg
岩手県・原乳12検体 うち3件すべて1Bq/kg
岩手県・牛肉170検体 うち1件 10Bq/kg
岩手県一関市・ソバ44検体 うち2件基準値超(最大120Bq/kg)
他36件 5~79Bq/kg
宮城県・マダラ9検体 うち8件4.5~22Bq/kg
宮城県・スズキ9検体 すべて11~34Bq/kg
宮城県・その他天然海産物14検体 うち26件 2.2~62Bq/kg
宮城県・大豆130検体 うち46件 3.9~42Bq/kg
宮城県・ソバ4検体 いずれもGe6.9~9.4Bq/kg以下
秋田県・流通品野生キノコ10検体 うち8件 1.2~9.1Bq/kg
秋田県・大豆3検体 うち2件 1および1.9Bq/kg
秋田県・CS原乳 1.2Bq/kg
秋田県・マダラ 1.3Bq/kg以下
群馬県・牛肉136検体 うち1件 40Bq/kg
茨城県・牛肉313件 うち1件 48Bq/kg
栃木県・大豆69検体 うち26件 3.4~33Bq/kg
栃木県・ソバ36検体 うち10件 3~38Bq/kg
栃木県那須町・キウイフルーツ3検体 すべて22~25Bq/kg
栃木県・ユズ2検体 2.9および5.3Bq/kg
栃木県・CS原乳3検体 いずれもGe2.7~2.9Bq/kg以下
栃木県・ウグイ7検体 すべて15~47Bq/kg
群馬県・原木シイタケ 13Bq/kg
群馬県・野生キノコ 基準値超(560Bq/kg)
埼玉県・原木ナメコ2検体 うち1件 11Bq/kg
千葉県銚子市・マアナゴ 1.7Bq/kg
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