11月30日は、群馬県産野生鳥獣肉から基準値超過の報告が
相次ぎました。最大はイノシシの400Bq/kgです。宮城県沖の
海産物でもクロダイとスズキにそれぞれ基準値超過(260Bq/kg)
が報告されました。青森、岩手、宮城各県のマダラもそれぞれの
最高値は20~34Bq/kgと高めです。宮城県では、これまであまり
みられなかった二枚貝(ホッキ)に9.8Bq/kgの検出がありました。
農産物では、岩手県の大豆から最高で38Bq/kg、茨城県でも大豆
26Bq/kgが報告されています。また、原木シイタケは、栃木県で
最大70Bq/kg、千葉県では最大86Bq/kg、静岡県伊豆市の
乾シイタケからは最大で77Bq/kgと、高い数値が並びました。
大豆とシイタケには引き続き注意が必要です。
厚労省日報ダイジェスト11月30日(第533報)
※基準値超過(13件)
No. 179:宮城県産クロダイ(Cs:260 Bq/kg)
No. 180:宮城県産スズキ(Cs:260 Bq/kg)
No. 637, 638:群馬県産イノシシ(2)(Cs:370, 400 Bq/kg)
No. 639~643:群馬県産ニホンジカ(5)(Cs:110~290 Bq/kg)
No. 644, 650, 652, 654:群馬県産ツキノワグマ(4)(Cs:110~230 Bq/kg)
No. 764:千葉県産ユズ(Cs:110 Bq/kg)
青森県・マダラ8検体 うち3件 11~20Bq/kg
青森県・ヒラメ 21Bq/kg
青森県・その他海産物14検体 うち2件 0.47および3.7Bq/kg
岩手県・原乳12検体 いずれもGe1.8~2.8Bq/kg以下
岩手県・マダラ10検体 うち8件 4.3~26Bq/kg
岩手県・スケトウダラ2検体 0.83および8.1Bq/kg
岩手県・大豆62検体 うち16件 2.8~38Bq/kg
宮城県・原乳5検体 いずれもGe1.8~2.2Bq/kg以下
宮城県・ウバガイ(ホッキ) 9.8Bq/kg
宮城県・マダラ9検体 うち7件7.1~34Bq/kg
宮城県・スズキ4検体 うち1件基準値超(260Bq/kg)
他12~31Bq/kg
宮城県・クロダイ2検体 うち1件基準値超(260Bq/kg)
他25Bq/kg
宮城県・その他天然海産物13検体 うち5件0.71~24Bq/kg
宮城県・ソバ4検体 うち1件 8.3Bq/kg
茨城県・ソバ43検体 うち4件 7.1~13Bq/kg
茨城県・大豆109検体 うち56件 3.6~26Bq/kg
栃木県・菌床シイタケ3検体 すべて4.2~16Bq/kg
栃木県・原木シイタケ3検体 すべて8.5~70Bq/kg
栃木県・その他菌床キノコ類3検体 うち2件 10および17Bq/kg
栃木県・大豆21検体 うち2件 4.7および4.8Bq/kg
栃木県・ソバ8検体 うち2件 9.3および9.9Bq/kg
栃木県・干し柿4検体 すべて19~30Bq/kg
栃木県永野川・ヤマメ2検体 5.1および6.1Bq/kg
群馬県・大豆20検体 うち3件 4.4~15Bq/kg
群馬県・ソバ28検体 うち5件 4.4~5.8Bq/kg
群馬県・野生鳥獣肉18検体 うち10件基準値超(最大400Bq/kg)
他すべて38~97Bq/kg
埼玉県・原木シイタケ4検体 2~26Bq/kg
埼玉県・CS原乳2検体 Ge0.4および0.7Bq/kg以下
千葉県・原木シイタケ9検体 すべて16~86Bq/kg
千葉県(東京湾)・海産物4検体 うち3件 0.35~3.7Bq/kg
千葉県銚子市・海産物5検体 うち2件 0.8および1.7Bq/kg
千葉県・ユズ11検体 うち1件基準値超(110Bq/kg)
他すべて3.3~40Bq/kg
千葉県・キウイフルーツ2検体 2.3および3.3Bq/kg
千葉県・大豆50検体 うち2件 11Bq/kg
千葉県印旛沼・水産物2検体 12および16Bq/kg
神奈川県相模川・淡水魚2検体 6.2および7.3Bq/kg
茨城県・流通品干しイモ 8.6Bq/kg
静岡県・乾シイタケ6検体 すべて7~77Bq/kg
静岡県・大豆 13Bq/kg
参照: http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002q3ds.html
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