厚労省日報ダイジェスト1月28日(第568報)

1月28日は牛肉の検査が大半を占めており、その他食品も

含め基準値超過の報告はありませんでした。春の味覚の一つ

たらの芽は、岩手県遠野市のものが3検体ありましたがいずれ

もゲルマニウム測定器で15~19Bq/kg以下の不検出です。

たらの芽は一般にカリウムを多く含む食品として知られており、

仕組みとしてはセシウムを取り込みやすいはずなのですが、

今月17日の日報でも群馬県沼田市のものが4.8Bq/kg以下の

不検出でした。たらの芽は天ぷらにするととても美味しい春の

食材ですので、これらの不検出がたまたまであるのか、あるい

はセシウムの影響が比較的少ない山菜ということが出来るの

か、もう少し詳しく知りたいところです。

 

厚労省日報ダイジェスト1月28日(第568報)

 

※基準値超過なし

 

北海道・流通品マダラ6検体 うち5件 3.9~26Bq/kg

北海道・その他海産物13検体 いずれもGe0.62~20Bq/kg以下

青森県・マダラ3検体 うち2件 15および21Bq/kg

岩手県・牛肉83検体 うち1件 12Bq/kg

岩手県遠野市・タラノメ3検体 いずれもGe15~19Bq/kg

茨城県・牛肉222検体 いずれも限界値25Bq/kg以下

群馬県・ハウス菌床シイタケ2検体 うち1件 11Bq/kg

群馬県・ハウス原木シイタケ 17Bq/kg

 

参照:http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002tvvf.html