厚労省日報ダイジェスト2月13日(第579報)

2月13日は、基準値超過の報告はありませんでしたが、茨城県沖

マダラから93Bq/kgが検出されているほか、スズキ40Bq/kg

フグ類最大44Bq/kgと、幾つかの魚類に高い数値が報告されてい

ます。また、霞ヶ浦のシラウオ2検体共に26および36Bq/kg

なっており、ワカサギ同様丸ごと食べる魚のため注意が必要です。

群馬県では原乳3検体のうち1検体から2Bq/kgの検出がありま

した。関東圏や東北地方の原乳からはいまだ検出がみられますが、

検査の頻度は低いままです。学校給食などで毎日決まった量を摂

取する食品や飲料については基準値を超えるか否かという観点で

はなく、毎日の検査で「どのくらいの頻度で、何ベクレル検出されて

いるのか」を明らかにした上で、その後を各家庭の判断に委ねると

いうのが望ましいと思います。

 

厚労省日報ダイジェスト2月13日(第579報)

 

※基準値超過なし

 

北海道・流通品マダラ 3.2Bq/kg

岩手県・牛肉161検体 いずれも限界値25Bq/kg以下

宮城県・チヂミホウレンソウ Ge8.0Bq/kg以下

宮城県・イカナゴ(メロウド)5検体 うち1件 5Bq/kg

宮城県・マダラ2検体 12および25Bq/kg

宮城県・スケトウダラ 1.6Bq/kg

宮城県・ヒラメ 0.75Bq/kg

茨城県・アカエイ4検体 うち3件 6.6~9.5Bq/kg

茨城県・イシガレイ4検体 うち1件 4Bq/kg

茨城県・ウスメバル3検体 すべて6.7~16Bq/kg

茨城県・コモンカスベ2検体 うち1件 9.7Bq/kg

茨城県・フグ類8検体 うち6件 4.4~44Bq/kg

茨城県・スズキ 40Bq/kg

茨城県・ヒラメ6検体 うち4件 2.2~2.4Bq/kg

茨城県・マダラ10検体 うち9件 9.2~93Bq/kg

茨城県・その他海産物10検体 うち2件 7.3および12Bq/kg

茨城県霞ヶ浦・シラウオ2検体 26および36Bq/kg

群馬県・CS原乳3検体 うち1件 2Bq/kg

千葉県・キンメダイ 1.6Bq/kg

千葉県・サツマイモ 0.84Bq/kg

新潟県・ハウス菌床エノキタケ2検体 Ge7.3および8.3Bq/kg以下

新潟県・ハウス菌床シイタケ3検体 いずれもGe6.8~7.2Bq/kg以下

新潟県・流通品ハウスイチゴ Ge7.3Bq/kg以下 

新潟県・流通品カブ Ge6.7Bq/kg以下

茨城県・流通品レンコン 10Bq/kg

茨城県・流通品サツマイモ 1.6Bq/kg

新潟県・流通品マイタケ 1.9Bq/kg

 

参照: http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002v87t.html