4月1日は、1926検体の食品のうち97%が牛肉と極端な割合でし
たが、その中で1件、茨城県産牛肉に64Bq/kgという高い数値が
見つかっています。全体の割合で言うと極端に多く感じられる牛肉
ですが、食品の実際の動向を知るためにはもっと多くの品目が
牛肉と同じボリュームで測定されるべきであり、本来ならば「牛肉が
多い」のではなく「他の品目が少なすぎる」というのが正しいのでしょう。
4月2日は前日に続き基準値超過はなく、千葉県産野生イノシシ肉
の27Bq/kgが最高値でした。4月に入ってから、報告される牛肉以外
の検体の数が少なくなっているのが気がかりです。
厚労省日報ダイジェスト4月1日(第611報)
※基準値超なし
茨城県・牛肉186検体 うち1件64Bq/kg
埼玉県・タケノコ(モウソウタケ)3検体 うち1件 9.5Bq/kg
埼玉県・野生ワラビ 2.8Bq/kg
千葉県船橋市・露地フキ 5.8Bq/kg
参照:http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002yuxx.html
厚労省日報ダイジェスト4月2日(第612報)
※基準値超過なし
青森県・マダラ5検体 うち2件 5.3および7.5Bq/kg
千葉県君津市、大多喜町・イノシシ肉6検体 うち4件 22~27Bq/kg
千葉県外房沖・スズキ2検体 2.5および2.9Bq/kg
茨城県・流通品サツマイモ 8.3Bq/kg
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