5月31日は、宮城県丸森町のタケノコ、群馬県沼田市と
桐生市の野生鳥獣肉からそれぞれ最大で150Bq/kg、160Bq/kg
の基準値超過が報告されました。各市町村では既に、これらの
品目について出荷自粛または停止の措置をとっています。
群馬県からは渓流魚の検査報告があがっています。水系などの
詳細は、文末リンク厚労省日報の検体番号432番からをご覧くだ
さい。中之条町の上沢渡川の魚は県内でも数値が高い傾向にあり
ます。最大値40Bq/kgのヤマメも、この上沢渡川のものです。
埼玉県の渓流魚では、利根川水系のアユから微量のセシウムが
検出されています。
厚労省日報ダイジェスト5月31日(第653報)
※基準値超過4件
No.121、123:宮城県産タケノコ(2)(Cs:150、120 Bq/kg)
No.455:群馬県産イノシシ(Cs:160 Bq/kg)
No.469:群馬県産ニホンジカ(Cs:150 Bq/kg)
北海道・流通品マダラ7検体 うち3件 6.5~17Bq/kg
岩手県釜石市・ブリ 0.71Bq/kg
岩手県・マダラ7検体 すべて3.1~13Bq/kg
岩手県・その他海産物26検体 いずれもGe0.94~9.8Bq/kg以下
岩手県・ウグイ6検体 うち4件 5.3~8.2Bq/kg
宮城県・原乳5検体 いずれもGe1.7~2.1Bq/kg以下
宮城県栗原市・タケノコ10検体 うち2件基準値超過(最大150Bq/kg)
ほか8件 すべて15~63Bq/kg
宮城県・スズキ6検体 すべて11~34Bq/kg
宮城県・ヒラメ10検体 すべて0.53~21Bq/kg
宮城県・クロダイ2検体 20および23Bq/kg
宮城県・その他海産物25検体 うち5検体 7.5~23Bq/kg
宮城県・ヤマメ2検体 20および23Bq/kg
宮城県・流通品アイナメ 7.2Bq/kg
宮城県・流通品マダラ 12Bq/kg以下
山形県・ハウスサクランボ4検体 いずれもGe12~17Bq/kg以下
福島県郡山市・牛乳 Ge3.7Bq/kg以下
福島県郡山市・加工乳/乳飲料3検体 いずれもGe3.0~3.7Bq/kg以下
福島県郡山市・原木シイタケ 11Bq/kg
茨城県・CS原乳2検体 Ge0.98および1.1Bq/kg以下
栃木県・菌床シイタケ4検体 すべて3~35Bq/kg
栃木県・原木シイタケ 37Bq/kg
栃木県・菌床マイタケ2検体 4.4および11Bq/kg
栃木県・菌床アワビタケ 6.6Bq/kg
栃木県佐野市・ワサビ(葉) 9.1Bq/kg
栃木県・タケノコ3検体 2.4および7.3Bq/kg
栃木県さくら市・ウワバミソウ(ミズナ) 9.7Bq/kg
群馬県・渓流魚14検体 うち7件 5.1~40Bq/kg
群馬県・野生鳥獣肉24検体 うち2件基準値超(最大160Bq/kg)
ほか20件 11~99Bq/kg
群馬県高崎市・生めん2検体 12および15Bq/kg以下
埼玉県・一番茶(飲用状態)21検体 うち2件 1.3および1.7Bq/kg
埼玉県利根川・アユ 5Bq/kg
千葉県香取市・ウメ 5.1Bq/kg
千葉県君津市・アユ 7.7Bq/kg
千葉県印旛沼・水産物3検体 すべて12~37Bq/kg
千葉県銚子/九十九里沖・スズキ 9.8Bq/kg
千葉県勝浦市・ビンナガ 0.53Bq/kg
千葉県・その他海魚(カツオ、マイワシ等)3検体 Ge0.61~0.85Bq/kg以下
新潟県新発田市・ツキノワグマ肉 4.6Bq/kg
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