6月24日は基準値超過の報告もなく、検出は千葉県大多喜町の
野生イノシシ肉18Bq/kgのみでした。千葉県北部産の小麦や
六条大麦など8検体が検査されましたが、いずれも11Bq/kg未満
の不検出となっております。
続いて6月25日は、茨城県沖のコモンカスベから大幅な基準値超
(520Bq/kg)が見つかりました。同日検査された他の2検体がそれぞ
れ8.7Bq/kgと11Bq/kg未満という結果から見ても、マダラ、クロダイ、
スズキ、コモンカスベなど、過去に基準値超過の見つかった種類の魚
は、個体によっては同様の危険があると思われます。また、海産物に
ついては明らかになっていないことも多く、セシウム以外の他の核種も
心配です。
厚労省日報ダイジェスト6月24日(第669報)
※基準値超過なし
千葉県・小麦5検体 いずれもGe9.3~11Bq/kg未満
千葉県・六条大麦3検体 いずれも10および11Bq/kg未満
千葉県大多喜町・イノシシ肉 18Bq/kg
参照:http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r985200000358m8.html
厚労省日報ダイジェスト6月25日(第670報)
※基準値超過1件
No.174:茨城県産コモンカスベ(Cs:520Bq/kg)
北海道・流通品マダラ3検体 5.9~13Bq/kg
茨城県・コモンカスベ3検体 うち1件基準値超過(520Bq/kg)
他1件 8.7Bq/kg
茨城県・マダラ6検体 うち3件 10~33Bq/kg
茨城県・スズキ2検体 うち1件 12Bq/kg
茨城県・ヒラメ5検体 うち4件 2~8.4Bq/kg
茨城県・その他海産物42検体 うち9件 0.47~14Bq/kg
茨城県涸沼・ウナギ13検体 うち7件 4.6~11Bq/kg
茨城県・霞ヶ浦(西浦)・ウナギ 36Bq/kg
千葉県・原乳2検体 Ge1.4および1.5Bq/kg未満
千葉県・ビンナガ 0.39Bq/kg、 カツオ 0.42Bq/kg
神奈川県・二番茶(飲用状態)4検体 うち1件 1.2Bq/kg
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