9月20日は、青森県の野生キノコ(サクラシメジ)と群馬県産ワカサギ
から、基準値超過(それぞれ150および110Bq/kg)が見つかりましたが、
青森県の野生キノコについては、東電事故由来の目安となるCs-134が
10Bq/kg未満の不検出で、Cs-137のみ150Bq/kgの検出となっていま
す。加えて、収穫場所である鯵ヶ沢町の位置も日本海側にあることなど
から、チェルノブイリまたは過去の核実験由来の可能性が高いと思われ
ます。
流通品では、文末リンクの厚労省日報の検体番号815から横浜市の
ゲルマニウム検出器による検査結果報告があります。品目や産地など
色々な検体がありますので、日々のお買い物の参考になるかと思います。
厚労省日報ダイジェスト9月20日(第731報)
※ 基準値超過 (2 件)
No.1 :青森県産サクラシメジ(Cs:150 Bq/kg)
No.345 :群馬県産ワカサギ(Cs:110 Bq/kg)
青森県鰺ヶ沢町・流通品サクラシメジ 基準値超過(150Bq/kg)
宮城県・原乳5検体 いずれもGe1.7~2.3Bq/kg未満
宮城県大崎市・ウワバミソウ(ミズ) 70Bq/kg
宮城県栗原市・菌床マイタケ 18Bq/kg
宮城県栗原市・菌床シイタケ Ge7.4Bq/kg未満
宮城県阿武隈川(丸森町)・アユ2検体 85および95Bq/kg
茨城県つくば市・原木シイタケ 5.6Bq/kg
栃木県川俣湖・ワカサギ Ge9.9Bq/kg未満
栃木県・シソ(花穂)6検体 うち1件(那須塩原市) 4.9Bq/kg
栃木県・カンショ2検体 8.8および27Bq/kg
栃木県・カキ6検体 うち1件(矢板市) 4.1Bq/kg
栃木県・ラッカセイ4検体(那須塩原市・那珂川町) うち1件2.6および12Bq/kg
栃木県・クリ4検体 うち1件(市貝市) 5.3Bq/kg
栃木県・原乳3検体 いずれもGe2.5および3.0Bq/kg未満
栃木県那須町・玄米4検体 うち1件 5.3Bq/kg
栃木県・菌床シイタケ6検体 うち5件 2.3~9.7Bq/kg
栃木県・ハウス原木シイタケ 54Bq/kg
栃木県・その他菌床キノコ類5検体 すべて5.9~15Bq/kg
群馬県・ワカサギ4検体 うち1件 基準値超過(榛名湖・110Bq/kg)
他2件6.9(梅田湖)および95Bq/kg(赤木大沼)
群馬県・ヤマメ2検体 12(中之条町・名久田川)および53Bq/kg(渋川市・沼尾川)
千葉県・菌床シイタケ2検体 うち1件 8.8Bq/kg
千葉県・原木シイタケ 1.8Bq/kg
千葉県・クリ11検体 うち3件 7.3~7.6Bq/kg
千葉県香取市(利根川)・ニホンウナギ 8.7Bq/kg
宮城県・流通品大豆 6.9Bq/kg
茨城県・流通品レンコン Ge1.5Bq/kg未満
産地不明・流通品サバ缶詰0.66Bq/kg
宮城県・流通品マガレイ 1.2Bq/kg、 カツオ 0.79Bq/kg
宮城県・流通品メカジキフィレ2検体 1.2および3.1Bq/kg
茨城県・流通品サツマイモ(ベニアズマ) 5.2Bq/kg
宮城県・流通品サワラ 1.4Bq/kg
神奈川県横浜市・サツマイモ 1.4Bq/kg
新潟県妙高市・野生キノコ3検体 うち1件 61Bq/kg
神奈川県小田原市・クリ 8.9Bq/kg
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