9月30日は、長野県小諸市の野生キノコ(ショウゲンジ)から
基準値超過(140Bq/kg)が見つかりましたが、その内訳を見ると
Cs-134が14.7Bq/kgであるのに対し、Cs-137は122Bq/kgと、
東電事故由来の放射性物質の他に、チェルノブイリや過去の
核実験などの影響も色濃いように見受けられます。山梨県でも
同じような事例が確認されているようです。このことから「昔から
食べていたのだから、これくらいの放射性物質は平気だ」と考え
る人もあるかもしれませんが、原発事故により、体の内外が常に
放射能に晒されている昨今においては、少なくとも子どもは摂取
を控えるべきでしょう。野生のキノコにはご注意下さい。
その他では千葉県産クリ4検体のうち2検体から最大15Bq/kg
が検出されました。収穫場所はどちらも船橋市内とのことです。
厚労省日報ダイジェスト9月30日(第736報)
※ 基準値超過(1件)
No.2459 長野県産ショウゲンジ(Cs:140 Bq/kg)
北海道・マダラ9検体 うち8件 0.62~4.0Bq/kg
北海道・サンマ Ge1.1Bq/kg未満
青森県青森市・野生サクラシメジ 22Bq/kg
岩手県岩手町/盛岡市・野生ムレオオフウセンタケ2検体
13および67Bq/kg
宮城県・コメ82検体 いずれもGe5.8~9.6Bq/kg未満
宮城県・牛肉857検体 うち2件 27および28Bq/kg
山形県小国町・マツタケ 8.5Bq/kg
栃木県・野生イノシシ肉19検体 すべて15~85Bq/kg
千葉県・クリ9検体 うち3件 3.2~15Bq/kg
千葉県銚子市・スズキ4検体 すべて5.1~16Bq/kg
千葉県銚子市・マアジ 0.57Bq/kg
長野県小諸市・野生ショウゲンジ 基準値超過(140Bq/kg)
長野県小諸市・ハナイグチ2検体 5.3および8Bq/kg
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