10月1日は、静岡県の野生キノコから基準値超過が相次いで見つ
かりました。最大値は富士市ハナイグチの220Bq/kgです。その他、
岩手県産牛肉5検体から11~20Bq/kg、千葉県君津市の野生イノ
シシから78Bq/kg、流通品では名古屋市で検査された茨城県産クリ
から17Bq/kgが検出されています。
続いて10月2日は、茨城県沖のマダラ12検体のうち1検体から基
準値超過(130Bq/kg)が見つかりました。また、前日に引続き、各地の
野生キノコから高い数値が報告されています。流通品では、札幌市内
で流通していた千葉県産アジ干物とサバから2.4および4.7Bq/kg、
千葉県で流通していた県内産クリから12Bq/kg、東京都の検査では
北海道産原木シイタケ12Bq/kgや山梨県産原木シイタケからも
24Bq/kgの検出が報告されています。
厚労省日報ダイジェスト10月1日(第737報)
※ 基準値超過(6件)
No.1168 静岡県産シロヌメリイグチ(Cs:120 Bq/kg)
No.1169 静岡県産ハナイグチ(Cs:130 Bq/kg)
No.1172 静岡県産ハナイグチ(Cs:130 Bq/kg)
No.1173 静岡県産キハツタケ(Cs:160 Bq/kg)
No.1177 静岡県産ハナイグチ(Cs:220 Bq/kg)
No.1180 静岡県産ハナイグチ(Cs:120 Bq/kg)
岩手県・牛肉257検体 うち5件 11~20Bq/kg
千葉県君津市・野生イノシシ肉 78Bq/kg
静岡県・野生キノコ類14検体 うち6件基準値超過(最大220Bq/kg)
他すべて14~100Bq/kg
茨城県・流通品クリ 17Bq/kg
参照: http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000024849.html
厚労省日報ダイジェスト10月2日(第738報)
※ 基準値超過(1件)
No.213 茨城県産マダラ(Cs:130 Bq/kg)
千葉県・流通品マアジ開き干し 2.4Bq/kg
千葉県・流通品サバ 4.7Bq/kg
岩手県・小麦6検体 いずれもGe9.1~12Bq/kg未満
岩手県・野生キノコ10検体 うち4件 8.8~100Bq/kg
宮城県気仙沼市・青ユズ 8.7Bq/kg
宮城県栗原市・露地原木ブナハリタケ 89Bq/kg
宮城県栗原市・野生ハタケシメジ 21Bq/kg
宮城県白石川・天然アユ3検体 すべて25~32Bq/kg
茨城県・マダラ12検体 うち1件基準値超過(130Bq/kg)
他すべて 3.2~33Bq/kg
茨城県・その他海産物12検体 うち6件 1.1~33Bq/kg
茨城県那珂川・天然ウナギ5検体 うち3件 5.1~22Bq/kg
茨城県霞ヶ浦・水産物4検体 すべて14~44Bq/kg
群馬県・CS原乳2検体 1.7および2.0Bq/kg未満
千葉県・流通品クリ 12Bq/kg
北海道・流通品原木シイタケ 12Bq/kg
山形県・流通品原木シイタケ 24Bq/kg
長野県・野生ハナイグチ3検体 うち2件 3.4および20Bq/kg
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