10月29日は基準値超過はありませんでした。栃木県日光市では
玄米が178検体測定され、84検体から3.1~32Bq/kgが検出され
ました。その7割近くは10Bq/kg以下でしたが、20Bq/kg以上も
7検体ありました。流通品では、茨城県産サツマイモから2.4Bq/kg
が検出されています。
続いて10月30日は、宮城県栗原市・三迫川支流新湯沢のイワナ
から基準値超過(250Bq/kg)が見つかりました。同市の他の河川の
イワナからも38および43Bq/kgが検出されています。茨城県では
海産物38点が検査されましたが、この日はシラスからの検出もなく、
最大値はスズキ19Bq/kgでした。一方、涸沼や霞ヶ浦北浦のウナギ
からは30および45Bq/kgと高めの数値が検出されています。
最後に10月31日は、千葉県利根川のニホンウナギ6検体のうち
1検体から基準値超過(140Bq/kg)が見つかりました。残りの5検体
全てからも11~54Bq/kgが検出されています。流通品では、千葉県
香取市のダイコンから1.0Bq/kg、大阪府で検査された宮城県産玄米
2検体のうち1検体から3.6Bq/kgの検出がありました。
厚労省日報ダイジェスト10月29日(第756報)
※基準値超過なし
茨城県・流通品サツマイモ2検体 うち1件 2.4Bq/kg
岩手県・牛肉77検体 うち1件 13Bq/kg
栃木県・秋ソバ9検体 いずれもGe5.1~7.9Bq/kg未満
栃木県日光市・玄米178検体 うち84検体 3.1~32Bq/kg
参照:http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000027894.html
厚労省日報ダイジェスト10月30日(第757報)
※ 基準値超過(1件)
No.45 宮城県産イワナ(Cs:250 Bq/kg)
宮城県栗原市・天然イワナ3検体 うち1件基準値超過(250Bq/kg)
他2件 38および43Bq/kg
宮城県・海産物3検体 すべて0.74~8Bq/kg
茨城県・シラス2検体 Ge1.0および6.2Bq/kg未満
茨城県・スズキ2検体 12および19Bq/kg
茨城県・ヒラメ5検体 うち4件 2.2~3.7Bq/kg
茨城県・その他海産物29検体 うち11件 0.5~14Bq/kg
茨城県那珂川・ウナギ2検体 8.2および8.7Bq/kg
茨城県涸沼・ウナギ3検体 うち1件 30Bq/kg
茨城県霞ヶ浦(北浦)・ウナギ 45Bq/kg、シラウオ 22Bq/kg
千葉県柏市・菌床シイタケ 4.8Bq/kg
千葉県・原木シイタケ5検体 うち4件 1.7~49Bq/kg
千葉県・流通品タチウオ 0.6Bq/kg
千葉県・流通品レンコン 1.1Bq/kg
新潟県新発田市・野生ナメコ Ge6.4Bq/kg未満
新潟県・ハウス菌床シイタケ3検体 6.3~8.5Bq/kg未満
参照:http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000028157.html
厚労省日報ダイジェスト10月31日(第758報)
※ 基準値超過(1件)
No.611 千葉県産ウナギ(Cs:140 Bq/kg)
岩手県・牛肉225検体 うち2件 10および11Bq/kg
岩手県・大豆4検体 うち1件 7.0Bq/kg(住田町)
岩手県大船渡市・ソバ 10Bq/kg
宮城県・ソバ11検体 うち6件 4.8~10Bq/kg
秋田県・ソバ3検体 Ge1.7~2.3Bq/kg未満
秋田県・CS原乳 Ge1.2Bq/kg未満
秋田県船川沖・ハタハタ Ge1.3Bq/kg未満
秋田県上小阿仁村・野生ナメコ 6.1Bq/kg
秋田県羽後町・野生ヌメリイグチ 12Bq/kg
秋田県横手市・野生イグチ 8.9Bq/kg
群馬県渋川市・玄米2検体 うち1件 4.5Bq/kg
群馬県藤岡市・原木シイタケ 18Bq/kg
群馬県沼田市・ナメコ 11Bq/kg
千葉県利根川・ニホンウナギ6検体 うち1件基準値超過(140Bq/kg)
他すべて 11~54Bq/kg
千葉県利根川・スズキ 5.6Bq/kg
千葉県(日立・鹿島沖)・ブリ 0.56Bq/kg
東京都・アシタバ8検体 いずれもGe11および12Bq/kg未満
東京都江戸川区・ウナギ18検体 うち9件 4.1~16Bq/kg
東京都府中市・菌床シイタケ2検体 うち1件 7.7Bq/kg
東京都小田原市・原乳 Ge0.37Bq/kg未満
千葉県香取市・流通品ダイコン 1.0Bq/kg
宮城県・流通品玄米2検体 うち1件 3.6Bq/kg
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