11月12日は、1716件の95％にあたる品目が牛肉となっており、
検出は岩手県産の3検体（10および11Bq/kg）と、栃木県那須
塩原市の秋ソバ11Bq/kgのみでした。
続いて11月13日は、宮城県角田市の野生イノシシ肉から
基準値超過（120Bq/kg）が見つかりました。また、同県栗原市の
野生キノコからも、最大で93Bq/kgが検出されています。
海産物では目立って数値の高い品目はありませんでしたが、
青森県八戸沖のカタクチイワシ5.5Bq/kgや茨城県沖のシラス
2検体に1Bq/kg未満の微量の検出など、今月に入った頃から
小さな魚に再び検出が見られるようになったのが気になります。
流通品では、群馬県の牛乳1検体から2.5Bq/kgが検出された
ほか、愛知県が行った検査では茨城県産ワカサギから25Bq/kg
が報告されています。
厚労省日報ダイジェスト11月12日（第765報）
※基準値超過なし
岩手県・牛肉397検体 うち3件 10および11Bq/kg
栃木県・秋ソバ10検体 うち1件 11Bq/kg（那須塩原市）
参照：http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000029228.html
厚労省日報ダイジェスト11月13日（第766報）
※ 基準値超過（１件）
No.118 ：宮城県産イノシシ肉 （Cs: 120 Bq/kg）
青森県八戸市沖・カタクチイワシ 5.5Bq/kg
青森県・マダラ（精巣） 0.77Bq/kg
宮城県大崎市・野生キノコ2検体 Ge20Bq/kg未満
宮城県栗原市・野生キノコ3検体 56～93Bq/kg
宮城県気仙沼市・露地原木ナメコ 81Bq/kg
宮城県・マダラ 4.7Bq/kg
宮城県・ヒラメ5検体 うち4件 4.5～10Bq/kg
宮城県・その他海産物4検体 うち2件 0.4および1.6Bq/kg
宮城県登米市・原木シイタケ2検体 うち1件 28Bq/kg
宮城県・ソバ4検体 うち1件 14Bq/kg（白石市）
宮城県・イノシシ肉10検体 うち1件基準値超過（角田市・120Bq/kg）
他すべて14～72Bq/kg
宮城県石巻市・ニホンジカ肉 29Bq/kg
茨城県大洗町沖・カタクチイワシ 1.6Bq/kg
茨城県シラス2検体 0.36および0.63Bq/kg
茨城県・スズキ3検体 7～13Bq/kg
茨城県・ヒラメ9検体 うち5件 2.7～4.4Bq/kg
茨城県・マダラ7検体 すべて5.4～14Bq/kg
茨城県霞ヶ浦（北浦）・水産物3検体 14～29Bq/kg
茨城県・その他海産物38検体 うち7件 2.9～10Bq/kg
群馬県川場村・柿 4.8Bq/kg
群馬県・ソバ10検体 うち1件 32Bq/kg（長野原町）
群馬県・流通品牛乳2検体 うち１件 2.5Bq/kg
千葉県・原木シイタケ7検体 すべて8～23Bq/kg
千葉県・原木ナメコ 38Bq/kg
千葉県木更津市・アサリ2検体 Ge0.56および0.62Bq/kg未満
茨城県・流通品鶏肉3検体 Ge1.9～2.1Bq/kg未満
茨城県・流通品鶏内臓5検体 いずれもGe1.8～2.2Bq/kg未満
茨城県・流通品ワカサギ 25Bq/kg
岩手県・流通品コメ（玄米） Ge6.6Bq/kg未満
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