11月20日は、基準値超過はありませんでした。
この日は青森、宮城、茨城県の海産物の検査報告があり、青森
および宮城県のマダラやスズキはいずれも10Bq/kg未満の検出
でしたが、茨城県沖ではスズキ、マダラ共に21Bq/kgの検出が
ありました。また、シラウオ1.7Bq/kg、シラス3検体全てから0.67
~0.74Bq/kgと微量の検出も報告されています。千葉県では、
富津市および勝浦市の原木シイタケが検査され、17検体全てか
ら9.3~65Bq/kgの検出がありました。流通品では、千葉県沖の
キンメダイから1.7Bq/kg、茨城県産レンコンから14Bq/kgが検出
されています。また、文末リンクの厚労省日報にて、検体通し番号
1332からは横浜市の流通品検査結果が掲載されています。今回
はサンプル数は多くありませんが、これまで同様に、日々のお買
い物の参考になるかと思います。
続いて11月21日も、同様に基準値超過はありませんでした。
宮城県では大豆63検体のうち20検体から、3.1~22Bq/kgが
検出されましたが、茨城県で検査された10検体はいずれもゲル
マニウム測定にて8.6~9.8Bq/kg未満の不検出でした。一方、
秋ソバでは、茨城県産14検体のうち5検体から、5.2~14Bq/kg
の検出が報告されています。大豆、ソバ、小麦については依然
検出はされるものの、昨年度から比べると検出頻度・数値共に
格段に低くなってきているようです。
厚労省日報ダイジェスト11月20日(第771報)
※基準値超過なし
青森県・マダラ3検体 2.5~6.7Bq/kg
岩手県・牛肉440検体 うち7件 12~17Bq/kg
宮城県・セリ6検体 いずれもGe8.6~10Bq/kg未満
宮城県・スズキ4検体 4.4~9.8Bq/kg
宮城県・ヒラメ5検体 うち2件 1.3および4.5Bq/kg
宮城県・その他海産物9検体 うち1件 6Bq/kg
宮城県登米市・ムラサキシメジ2検体 うち1件 46Bq/kg
福島県・流通品梅干3検体 うち2件5.2および42Bq/kg
茨城県日立市沖・シラウオ 1.7Bq/kg
茨城県・シラス3検体 すべて0.67~0.74Bq/kg
茨城県・スズキ3検体 すべて9.1~21Bq/kg
茨城県・マダラ6検体 うち3件 5.4~21Bq/kg
茨城県・その他海産物18検体 うち8件 2.2~18Bq/kg
茨城県涸沼・ウナギ4検体 うち2件 7および7.4Bq/kg
茨城県霞ヶ浦(北浦)・ギンブナ 42Bq/kg
群馬県・ソバ5検体 いずれもGe5.4~7.4Bq/kg未満
群馬県・大豆3検体 うち1件25Bq/kg(東吾妻町)
群馬県・CS原乳3検体 いずれもGe1.7~1.9Bq/kg未満
千葉県富津市、勝浦市・原木シイタケ(露地栽培)17検体 すべて9.3~65Bq/kg
千葉県(利根川)・ニホンウナギ 67Bq/kg
千葉県・流通品キンメダイ 1.7Bq/kg
茨城県・流通品レンコン 14Bq/kg
山梨県北杜市・原乳 Ge1.5Bq/kg未満
岩手県・流通品玄米 Ge4.7Bq/kg未満
宮城県・流通品玄米 Ge6.3Bq/kg未満
茨城県・流通品玄米 Ge5.4Bq/kg未満
参照:http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000030026.html
厚労省日報ダイジェスト11月21日(第772報)
※基準値超過なし
茨城県・流通品干しイモ 1.8Bq/kg
岩手県・原乳12検体 いずれもGe2.3~3.0Bq/kg未満
宮城県・大豆63検体 うち20検体 3.1~22Bq/kg
茨城県・秋ソバ14検体 うち5件 5.2~14Bq/kg
茨城県・大豆10検体 いずれもGe8.6~9.8Bq/kg未満
茨城県・ハウス原木シイタケ7検体 すべて4.2~46Bq/kg
栃木県湯ノ湖・淡水魚4検体 うち2件 4.3および5Bq/kg
栃木県日光市・イワナ7検体 すべてGe9.6~14Bq/kg未満
群馬県富岡市・原木シイタケ2検体 9.3および33Bq/kg
千葉県松戸市・ユズ11検体 うち9件 8.8~52Bq/kg
千葉県船橋市・ユズ 10Bq/kg、 レモン 8.4Bq/kg、 ミカン 1.3Bq/kg
千葉県・乾ノリ4検体 いずれもGe16~19Bq/kg未満
千葉県銚子/九十九里浜沖・スズキ 3.5Bq/kg
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