2022
サンタプロジェクト
for 福島キッズ
募金総額1,037,971円
今年もたくさんの方にご協力いただき、ありがとうございました。お預かりした募金は、全額、小豆川勝見東大助教の研究室にお振込みしました。
また、小豆川勝見先生より、高校生への放射線授業で訪れた郡山からお礼の動画メッセージをいただきました。
ご寄付いただいた個人/団体の皆様、募金箱を置いてくださった店主の皆様のご協力に、改めて、心より感謝申し上げます。世田谷子ども守る会では、これからも小豆川先生の活動を応援して参ります。引き続き、ご注目、ご支援いただけますことを願っております。
ありがとうございました。
また2023年のクリスマスにお会いしましょう!
ご寄付いただいた方々(敬称略)
■クレジット(個人)
11/24 S.T.
11/27 A.H.
12/6 M.M.
K.Y.
12/10 Y.N.
12/13 E.K.
T.T.
12/14 S.K.
K.Y.
12/16 S.T.
12/19 M.K.
12/20 E.M.
N.Y.
G.Y.
N.A.
12/21 C.H.
M.T.
12/23 H.S.
M.I.
F.T.
12/24 K.O.
Y.O.
R.N.
Y.H.
12/25 H.H.
Y.K.
12/26 E.Y.
R.N.
A.I.
A.A.
M.I.
M.T.
Y.I.
A.Y.
T.Y.
N.T.
A.N.
Y.K.
Y.N.
N.H.
12/27 F.A.
■お振込(ゆうちょ・個人)
11/30 N.T.
12/4 O.R.
12/6 O.F.
12/9 N.K.
12/12 A.A.
12/16 I.S.
12/18 M.T.
12/19 T.H.
M.H.
O.A.
S.T.
12/21 M.Y.
M.Y.
A.Y.
W.T.
K.K.
W.R.
12/23 I.E.
T.N.
K.M.
S.N.
A.S.
12/24 S.M
12/25 M.K.
K.Y.
K.N.
M.Y.
N.N.
Y.M.
12/26 N.T.
T.T.
K.A.
K.I.
N.M.
■お振込(城南信金・個人)
11/30 T.Y.
T.E.
T.M.
12/12 T.H.
K.R.
12/21 S.S.
12/22 N.M.
12/23 M.M.
12/25 T.J.
N.N.
T.M.
12/26 S.E.
O.Y.
K.A.
H.T.
■お振込(団体)
12/4 南浦和教会日曜学校
12/26 せとうちラボ
12/27 福島の子どもたちとともに世田谷の会
募金箱一覧
「サンタプロジェクトfor福島キッズ」とは?
世田谷こども守る会では2011年以来、「福島を忘れない」を合言葉に、毎年クリスマスのこの時期に募金を集めています。地域の協力を得て、これまでに1,249万9,625円を集め、福島県の養護施設や一人親家庭の支援団体、世田谷区の保養団体に寄付してきました。12回目の今年は、福島の復興と子どもたちの教育のために尽力する放射線測定の研究者、小豆川勝見東大助教の活動に寄付します。この募金を福島と福島の子どもたちの未来につなげます。
今年は「研究」と「教育」を支援
未曾有の原子力災害から11年が経ち、日常の中で事故のことが語られることは少なくなりました。「サンタプロジェクトfor福島キッズ」では、これまで養護施設や一人親家庭など、社会の中で特に弱い立場の子どもたちの窮状を訴え支援を呼びかけてきましたが、今年は改めて、事故を見つめ直し、未来につながる「研究」と「教育」に光を当てることで、より広く、より多くの子どもたちのために募金を役立てたいと考えました。一年を締めくくるこの時期に、お一人でも多くの方と共に、未来への気づきと学びを共有できることを願っています。ご理解とご協力くださいますよう、どうぞよろしくお願いいたします。
小豆川勝見(しょうずがわ かつみ)プロフィール
1979年生まれ 茨城県育ち
東京大学大学院総合文化研究科 環境分析化学研究室 助教
2016年より世田谷区教育委員会 放射線アドバイザー
ウェブサイト:https://park.itc.u-tokyo.ac.jp/kshozugawa/
社会と向き合う研究者
小豆川勝見先生の専門は放射線測定。2011年の原発事故以降、今も福島県に通いながら被害状況を調査、飛散した放射性物質を効率的に取り除くための研究を続けています。
また、福島県からの依頼を受け、これまで12,000人以上の小中学生に放射線授業を行うほか、世田谷区では教育委員会の放射線アドバイザーを務めるなど、子どもの教育にも精力的に取り組んでいます。自治体や市民、子どもと対話をしながら、社会の側にたった視点を持ち続ける研究姿勢は日本だけでなく世界の研究者からも高い評価と信頼を得ています。
研究室はジリ貧状態 ?!
放射線の研究には高額な装置の購入費、旅費滞在費、論文掲載料など多額の費用がかかり、国から支給される公的研究費だけでは到底足りません。研究を継続するため、身銭を削りながらの活動が続いています。日本の未来にとって重要で不可欠な研究を後押しし、子どもたちに受け継がれるよう、サンタプロジェクトの募金を活動資金に充てていただきます。
「福島を忘れない」小豆川勝見助教インタビュー
「2022 サンタプロジェクトfor 福島キッズ」実施に当たり、ご自身の研究や福島の「今」についてお話をうかがいました。
ーー原発事故以降、先生は福島に通われています。どのような研究を?
小豆川:元々は東海村の原子力研究をしていましたが、原発事故以降は、主に福島第一原子力発電所の周辺で、放射性物質がどこにどれだけ飛んでしまったのかを調べています。
特に力を入れているのが帰還困難区域の測定です。一部で避難指示解除が始まりましたが、実はきちんと除染されているわけではなく、所々、非常に高い放射線量があります。
サンタプロジェクトfor福島キッズ
11年の歩み
12年間の総額 1,353万7,596円
2022年 1,037,971円
2012年 729,832円
2011年 725,603円