キライだと思っていたものが
実は意外とおいしかったり
お気に入りのメニューが
先生と同じだったり
みんなと一緒のだいじな時間
それが給食
毎日のことだからこそ 安全なものを
そのためには 私たち大人が
しっかり勉強しなくちゃいけないのです
マダムトモコの「2013年秋の要注意食材はこれだ」!
要チェック!マダムトモコの3年目のごはん事情
おススメ!栄養士の先生との面談用資料 ~秋から冬の編~
世田谷区教育委員会・学校健康推進課の秋元課長と田村係長と一時間のミーティングをもちました。秋の食材は注意が必要です!キノコやクリなど、給食でも気を付けて頂きたいものをマダムトモコが一覧表にしたところ、行政から、全区立小中学校あてに「情報提供」として配信してくれることに!忙しい栄養士先生に、ぜひ参考にして頂ければと願っています。
保育課の上村課長も「区立50校の保育園にはすぐにメールで情報提供しましょうね」とひとつ返事!!!課長たちの即決に心より感謝です。
私立保育園にも情報提供を!とお願いしていますが、マダムトモコが引き続き交渉中。みなさんからも、各学校&園におもちください。
おススメ!栄養士の先生との面談用資料 ~春から初夏の編~
栄養士の先生と、給食の食材についてお話をしませんか。その際はぜひ資料をお持ちください。以下はその一例です。たけのこ、きのこ、蓮根、柑橘など、給食でよく使われる食材にマーカーで色をつけてみてくださいね。
◆生活クラブ取扱商品の検査結果報告
http://seikatsuclub.coop/coop/news/20110905top.html
◆東都生協取扱商品検査結果一覧
http://bit.ly/Hc1Uq1
◆厚労省発表の各自治体での検査。海産物についてもチェックできます。
http://www.maff.go.jp/noutiku_eikyo/mhlw3.html
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【マダムトモコよりアドバイス】
関東圏の露地原木シイタケは、全般的に高い数値が検出されています。また、なめこなどは他のキノコ類よりも比重が重く、1個単位に含まれる放射性物質の量は高くなります。
柑橘類はキノコ類と同様、放射能を含みやすい食材です。関東周辺のものは避けたほうが無難でしょう。生活クラブでセシウム検出の報告があがっている「ウィズ」の柑橘は、主に神奈川県、静岡県が産地です。また、リンクはありませんが、パルシステム検査(1月)にも小田原伊予柑、ネーブル38Bq、はるみオレンジ11Bqなどの報告が上がっています。
春から初夏にかけては、柑橘類、タケノコや山菜など、放射性物質が堆積しやすい山林や野山で採れるもの、そして引き続き原木栽培のキノコや干しシイタケに注意してください。
栄養士さんへの訪問をされた方は、お住まいの大体のエリアと共に、MLお話内容などをシェアしていただけたら嬉しいです。面談のスタートには、安全な給食のための日頃の取り組みや、お忙しい中、時間を作ってくださったことへの感謝の言葉を忘れずに(^o^)
引き続き、一人でも多くの保護者の方が学校へ足を運んでいただき、栄養士の先生や校長先生との意識と情報の共有に努めていただけますようお願いいたします。
給食の放射性物質検査がスタート!
4月から始まった給食の放射性物質検査。区立保育園・小中学校の給食を順番に「丸ごと検査」するほか、5月からは希望する私立保育園にも対象が広げられ、さらに麦茶、米、粉ミルクなど、個別食材の検査も行われる計画です。
「丸ごと検査」とは、「調理済みの給食」をミキサーにかけて測定するもので、子どもたちが実際に口にする食事の状態で測定をするというメリットがあります。
給食を食べてしまった後にしか結果が分からないというデメリットもありますが、検査データを蓄積していくことで、食品汚染の傾向をつかみ、翌月の献立や食材の仕入れに反映させていくことで、区全体として、中長期的に安全な給食を目指すことが期待されます。
【検査の頻度】 各施設、月1回
【検査の流れ】 各保育園・小中学校の給食室で、調理後、数食分の給食が取り分けられ、保健所に送られます。保健所で一晩保管した翌朝、常温に戻した上で
ミキサーでつぶし、測定機にかけられます。
【 検査機器 】 応用光研FNF401(NaIヨウ化ナトリウムシンチレーションスペクトロメーター2台検出核種:ヨウ素131、セシウム134、セシウム137
メーカー保証検出限界値 : 600秒で10ベクレル/kg
実際の測定時間 : 1000秒 (17分)
(この場合、検出限界値はセシウム合算7ベクレル/kgほどになります)
【 検査結果 】 検査結果は、世田谷区のホームページに掲載されます。
http://www.city.setagaya.tokyo.jp/kodomo/index.html
【 検査日程 】 検査の日程については原則として前月の25日までに
世田谷区のホームページに掲載されます。
http://www.city.setagaya.tokyo.jp/020/pdf/38282_4.pdf
世田谷こども守る会では、今後も検査体制や食材の選定などについて、より良い体制を目指して頂けるよう、保育課と学校健康推進課との意見交換を継続して参ります。
(4月に行われた意見交換会については、4/16のブログを参照http://savesetagaya.blog.fc2.com/)
子ども部保育課、教育委員会学校健康推進課、保健所、保育園・小中学校の先生方のご尽力に深く感謝いたします。
【お問い合わせ】
保育園の給食:世田谷区 子ども部保育課 03-5432-2318
小中学校の給食:教育委員会 学校健康推進課 学校給食係 03-5432-2698
放射性物質検査:世田谷保健所 健康企画課 03-5432-2433
給食食材の産地が各学校のHPで見られるようになりました
給食食材の確認のため、頻繁に学校にいらしていた保護者のみなさん、朗報です!
これまで学校内で掲示されていた給食食材の産地一覧が、各学校のホームページに毎日、掲載されることになりました。今のところ、アップされる時間や内容の細かさは学校によってまちまちですが、今後少しずつ改善して頂けるようです。
忙しい午前中の情報アップ、先生方に感謝いたします。
【産地公開に関するお問い合わせ】
教育委員会 学校健康推進課 学校給食係:03-5432-2698
内部被ばくはなぜ危険なの?
体外にある放射性物質から放射線を受けることを外部被ばくといいます。一方、放射性物質の小さな粒を、呼吸とともに肺から吸い込んだり、母乳や牛乳・水や食べ物とともに消化管から取り込むことで、放射線をあびることを、内部被ばくといいます。
内部被ばくでは、外からごく短い時間放射線を浴びるCTスキャンやレントゲンなどの外部被ばくとは異なり、局所的にとても強い放射線を至近距離で長い間くりかえし浴び続けるため、低線量でも危険性が高いということが欧州放射線リスク委員会(ECRR)から指摘されています。
体内に入った放射性物質は、人体のさまざまな臓器に集まり、放射線を発し続けます。その化学的性質の違いで、臓器への吸収のされ方や体内にとどまる期間(生物学的半減期)が異なります。ヨウ素131は甲状腺にとどまり、甲状腺がんの要因となります。セシウム137は骨・肝臓・腎臓・肺・筋肉など体全体にたまるので危険性が高いと言われています。ストロンチウム90やプルトニウム239は体内にとどまる期間が長いので、一度体内に取り込んでしまうと、その影響を何年にもわたって受け続けることになります。
参考資料
*NPO法人セイピースプロジェクト
「内部被ばくから子どもを守るために」
*高木仁三郎 渡辺美紀子 著
「食卓にあがった放射能」 上図 P28より/ 下図 P47より
セイピースプロジェクト・隅田総一郎の攻略方法もご紹介!
以下は、日ごろから世田谷こども守る会の知恵袋としてご協力くださっている、NPO法人セイピースプロジェクト/高木学校の隅田さんからいただいた参考資料です。私たちの主張の根拠が分かりやすく示されています。
なお、参考資料をお読みになる際には、お手元に、セイピースさんのリーフレット「放射線被ばくから子どもを守るために」があると、よりわかり易いですよ。
http://www.saypeace.org/image/hibakuyobou.pdf
★放射線に「安全値」はないので内部被曝「ゼロ」を目指すのが大人の責任
→リーフレット4ページ
★日本の「基準値」は高すぎる(事故後の引き上げ)
→リーフレット10ページ(セシウムに関して)
→チェルノブイリ後結成された、ドイツ放射線防護協会は「放射線感受性5ページ」、「内部被曝6ページ」を考慮して「4Bq/kg」という基準を推奨(http://icbuw-hiroshima.org/?p=1110)
★食品偽装の可能性
→出荷停止の食品の出荷例(10ページ)
→検査体制の不備・未検査品の存在(土壌汚染調査では少し離れるだけで汚染の度合いが違うことが分かっています。気候的・地理的条件によると言われています。)
★特に汚染されやすい食品(生物濃縮・セシウム移行率)
→チェルノブイリ・セシウム高汚染地区における汚染食品(元放射線放射線医学総合研究所・崎山比早子さん資料)
1.肉(牛肉または豚肉)
2.きのこ、ベリー類
3.ミルク
4、野菜(特にアブラナ科)
具体的な基準超え食品は以下の記事が参考になります。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/9547